アイルトン・セナが1992年のF1世界選手権で実際に着用したレース用ヘルメットが、イギリスGP終了後の7月7日にシルバーストン博物館で開催される「BUDDS' Motorsport Icons Auction」に出品される。マクラーレン時代の実戦で使用された本物であり、公式の真正証明書が付属する極めて希少なアイテムとして、世界中のF1ファンやコレクターから大きな注目を集めている。
1992年シーズンの実戦で使用された本物のヘルメット出品されるのは、セナが1992年シーズンにマクラーレンで参戦したイギリスGP、ドイツGP、ハンガリーGPの3戦で実際に着用したヘルメットだ。1992年はウィリアムズが圧倒的な速さを誇ったシーズンだったが、セナはその中でも卓越したドライビングで存在感を示し、多くの名勝負を演じた。今回のヘルメットは展示用レプリカではなく実戦で使用された個体であり、7月7日にシルバーストン博物館で開催される「BUDDS' Motorsport Icons Auction」の目玉出品となる。傷跡が物語るレースの歴史ヘルメットには飛び石による傷や使用痕が数多く残されており、長年のレース使用を物語っている。専門家による詳細な検証と当時の写真との比較により、傷やマーキングの位置が1992年のレース映像や写真と一致することが確認されている。内装には「Production No A / MAR 1992 / Inspector: H. Takayama」と記された製造ラベルがそのまま残されているほか、シリアル番号「SA 0025979」が刻印されたSnell SA90認証ステッカーも保存されている。さらに、マクラーレンが発行した公式の真正証明書(Certificate of Authenticity)が付属し、このヘルメットがセナ本人の実使用品であることを裏付けている。シューマッハや現役F1ドライバーの品々も出品今回のオークションでは、セナのヘルメット以外にもモータースポーツ史を彩る貴重な品々が多数出品される予定だ。カタログにはミハエル・シューマッハやナイジェル・マンセルに加え、現役ドライバーのジョージ・ラッセルやシャルル・ルクレールに関連するコレクターズアイテムやレーシングギア、マシンパーツなども含まれている。2026年F1イギリスGPで現在のF1を楽しんだファンにとって、このオークションはセナをはじめとする歴史的名ドライバーの足跡に触れられる貴重な機会となりそうだ。