2025年F1 オーストリアGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。6月27日(金)にレッドブルリンクで2025年のF1世界選手権 第11戦 オーストリアグランプリのフリープラクティス1(FP1)が行われた。トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)、2番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は17番手タイムだった。
ラッセルが最速発進 雨粒舞う中でメルセデス好調を維持前戦カナダGPを制したジョージ・ラッセルが、FP1でもハードとソフトを使い分けながら最速タイムを記録。今季導入されたリアサスペンションのアップグレードが高温下でも機能している可能性があり、オーストリアでも上位争いが期待される。ルーキーのダンが衝撃の4番手 マクラーレンで高評価獲得F2王者候補のアレックス・ダンが、マクラーレンから出走したFP1で堂々の4番手タイムを記録。ソフト装着とはいえ、ピアストリからコンマ07秒差という内容に関係者も驚き。ステラ代表の隣でピットウォール観戦していたノリスにとっても心強いパフォーマンスとなった。フェルスタッペンは2番手 “妙な挙動”訴えるも順調な滑り出し通常のレースエンジニア、ジャンピエロ・ランビアーゼが不在のなか、フェルスタッペンはサイモン・レニーとの新体制で2番手タイムを記録。「クルマの挙動が変だ」と訴えながらも、週末を通じてセットアップを詰めてくるレッドブルの強みは健在。フェラーリにトラブル相次ぐ ベガノビッチ車が分解状態に代役ベガノビッチが担当するルクレール車にはマシンの不具合が発生し、フロアを取り外す大規模な作業に。ハミルトンもギアボックスに異常が出てピットインを指示されるなど、チームとしては不安の残る初日となった。角田裕毅、ブレーキに不満「とても悪い」 RB21のバランスにも苦戦角田裕毅はFP1中にロックアップを喫し、「ブレーキがとても悪い」と無線で不満を口にした。マシンバランスにも納得がいかない様子で、プレッシャーのかかる週末の出だしはやや苦しいスタートに。小雨と渋滞に翻弄された終盤 ドライバーたちは実戦準備に集中ターン3と4では雨粒が確認され、セッション終盤は高燃料・レースペースのテストに切り替えるチームが多数。各車は走行後にスタート練習も行い、日曜の決勝を見据えた動きを進めた。2025年F1 オーストリアGP フリー走行1回目 結果・タイムシートPosNoドライバーチームタイムGAPLAP163ジョージ・ラッセルメルセデス1分05秒542 3421マックス・フェルスタッペンレッドブル1分05秒6070.06530381オスカー・ピアストリマクラーレン1分05秒6970.15533489アレックス・ダンマクラーレン1分05秒7660.22429510ピエール・ガスリーアルピーヌ1分05秒7800.23834698ガブリエル・ボルトレトザウバー1分05秒8740.33235723アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分05秒9460.40435830カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分06秒0170.47533944ルイス・ハミルトンフェラーリ1分06秒0990.55720106アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分06秒1100.568331112アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分06秒1300.588351227ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分06秒1400.598321318ランス・ストロールアストンマーティン1分06秒1600.618321414フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分06秒1700.628321555リアム・ローソンレーシングブルズ1分06秒1890.647341643フランコ・コラピントアルピーヌ1分06秒2460.704341722角田裕毅レッドブル1分06秒2620.720301838ディーノ・ベガノヴィッチフェラーリ1分06秒3690.827321931エステバン・オコンハース1分06秒5100.968322087オリバー・ベアマンハース1分06秒7281.19630