2026年F1オーストラリアGP フリー走行3回目は、メルボルンのアルバートパークで開催された。バリア修復による遅延や赤旗中断など波乱の多いセッションとなったが、最終的にはジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムを記録。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続き、予選に向けて接戦の様相を見せている。また、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがクラッシュを喫し、チームにとっては大きな打撃となる可能性も浮上した。
バリア修復で開始遅延 セッションは不安定な立ち上がりフリー走行3回目は、F3での大きなクラッシュによるバリア修復の影響で開始が遅れた。アルバートパークは仮設サーキットのため、セッション序盤は路面グリップが低く、各チームは慎重に走行を開始する形となった。多くのマシンがガレージで様子を見ながらタイミングを待つ展開となり、コース上は断続的にトラフィックが発生。序盤はタイムよりもセットアップ確認とデータ収集が優先された。サインツがストップ ウィリアムズに信頼性問題セッション開始直後にはカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)がパワーユニット系トラブルとみられる問題でコース脇にマシンを止め、バーチャルセーフティカーが導入された。ウィリアムズは前日から信頼性問題に悩まされており、この停止によってセッションは赤旗中断へ。序盤からチームにとって厳しい状況となった。トップ争いは大混戦 ピアストリやハミルトンがタイム更新セッションが再開されるとタイムは一気に更新されていく。ルイス・ハミルトンが1分20秒176を記録してトップに立ち、フェラーリの速さを示した。その後、地元オーストラリアのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が古いソフトタイヤながらさらに上回るタイムを記録。トップ争いはフェラーリ、マクラーレン、メルセデスが拮抗する展開となった。アントネッリが大クラッシュ メルセデスに衝撃しかし終盤、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がターン2で縁石を踏みすぎたことでリアを失い、ウォールに激突。大きなクラッシュとなり赤旗が掲示された。ドライバー本人は無事にマシンを降りたものの、マシン後部は大きく損傷。予選までの短い時間での修復は難しい可能性もあり、メルセデスにとって大きな懸念材料となった。再開後のアタック合戦 ラッセルが圧巻のトップタイム残り数分でセッションは再開され、各ドライバーはほぼ1回限りのアタックへ。その中でジョージ・ラッセルが圧巻のラップを記録しトップに浮上。ルイス・ハミルトンを0.6秒以上上回る圧倒的なタイムで、ポールポジション争いの最有力候補として存在感を示した。予選は四強対決の様相 接戦のポール争いへ最終結果はラッセルがトップ、2番手ハミルトン、3番手ルクレール、4番手ピアストリ、5番手アイザック・ハジャー。フェラーリ、メルセデス、マクラーレンの3チームに加え、レッドブル勢も僅差に控えており、2026年シーズン最初の予選は混戦となる可能性が高い。メルセデスの速さが際立つ一方で、フェラーリとマクラーレンも十分に対抗できるペースを示しており、ポールポジション争いは最後まで目が離せない展開となりそうだ。2026年 F1オーストラリアGP FP3結果1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分19秒827(22周)2.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分19秒696(22周)3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分19秒827(19周)4.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分20秒087(17周)5.アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) - 1分20秒137(14周)6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) - 1分20秒197(14周)7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分20秒324(18周)8.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分20秒443(22周)9.ガブリエル・ボルトレト(アウディ) - 1分20秒459(18周)10.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) - 1分20秒778(17周)11.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) - 1分20秒838(15周)12.リアム・ローソン(レーシングブルズ) - 1分20秒890(13周)13.エステバン・オコン(ハースF1チーム) - 1分20秒983(18周)14.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) - 1分21秒067(22周)15.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分21秒071(25周)16.フランコ・コラピント(アルピーヌ) - 1分21秒413(21周)17.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) - 1分21秒664(16周)18.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分22秒720(19周)19.バルテリ・ボッタス(キャデラック) - 1分23秒514(12周)20.セルジオ・ペレス(キャデラック) - 1分24秒397(20周)21.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 計測なし(1周)22.ランス・ストロール(アストンマーティン) - 計測なし(0周)