アルピーヌ育成ドライバーのポール・アロンは、2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPのFP1でアウディF1から走行し、6番手タイムを記録した。ニコ・ヒュルケンベルグに代わってマシンを任されたアロンは、プログラムを完遂したうえで好タイムも記録し、「非常に満足している」と振り返った。アウディF1はルーキードライバー起用義務の一環としてアロンを起用。2026年仕様車での初走行となったエストニア人ドライバーは24周を走行し、1分17秒321を記録して6番手につけた。
初の2026年型マシンで存在感アロンは今回が2026年レギュレーション車両での初走行だった。「アウディF1で非常に成功したFP1になった。新レギュレーションの2026年型マシンをドライブする初めての機会だったし、事前にかなり準備していたとはいえ、実際のマシンで体験するのとは全く違う」「学ぶべきことや適応しなければならないことは多かったが、セッションの進め方にはとても満足している」チームにとって重要だった走行プログラムをすべて消化しながら、競争力のあるタイムを記録できたことも収穫だった。「チームが求めていた走行プログラムをすべて完了できたことが重要だった。競争力のあるペースで終えられたのはうれしいボーナスだった」ミッションは完璧に達成走行後のインタビューでは、FP1の内容に高い満足感を示した。――今日のFP1はどうだった?「うまくいったと思うし、チームもそう考えている。僕にとって本当に良い一日だった」「最優先事項はプログラムを完了することだった。最初はセンサーを装着してデータを収集し、その後はソフトタイヤで2回走行した。最後はロングランも実施した」「ミスもなく、マシンにダメージも与えなかった。それが2つ目の目標だった。そして最終的には速いラップタイムを記録することも重要だったが、それも達成できた。6番手にはとても満足している」アウディとアルピーヌへ感謝今回の走行機会は、アロンが所属するアルピーヌとアウディF1の協力によって実現した。「もちろん、彼らがいたから今日ここで走ることができた。再びF1マシンをドライブする機会を与えてくれた両チームには本当に感謝している」「ライバルチーム同士が同じドライバーにチャンスを与えることはそう多くない。実現してくれた双方に大きな感謝を伝えたい」さらにマシンを託したヒュルケンベルグにも謝意を示した。「ニコにも感謝したい。彼のマシンを借りたけれど、しっかり面倒を見たので彼も満足してくれたと思う」次はオーストリアGPで再びFP1へアロンは今季2回目のFP1出走として、次戦オーストリアGPでも走行機会を得る予定となっている。「これまでの経験では、走行機会の間隔が何カ月も空くことが多かった。でも今回は比較的近いタイミングで次のFP1があるので、今回学んだことを積み重ねることができる」「FP1のある週は本当にドライバーになった気分だ。シミュレーターに乗り、ミーティングに参加し、金曜日には自分がマシンを運転することを分かっている」「その後はまたテレビを見る側に戻ることになるけれど、それまではフルタイムドライバーと同じような準備をしている。だからこうした週末は本当に楽しい」アロンは最後に、「オーストリアはとても好きなサーキットなので、今から走るのが楽しみだ」と語り、次回のFP1出走へ意欲を見せた。【関連】・F1バルセロナ・カタルーニャGP フリー走行1回目 結果・タイムシート
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