アストンマーティンF1のエンジニアリングボスのルカ・フルバットは、チームの2023年F1マシン『AMR23』はレッドブルの“コピー”ではないと主張する。今年、アストンマーティンF1は、通常のトップチームであるメルセデスやフェラーリを抑え、レッドブルに次ぐ最も競争力のあるチームとして浮上し、F1パドックを驚かせた。
アストンマーティンF1の2023年F1マシンはレッドブル・レーシングのコピーではないかと主張する人もいる。「現実には、2台のマシンは根本的に異なるアーキテクチャを持つため、コピーは不可能だ」とフルバットはスペインのMarcaに語った。「実際には、2台の車は根本的に異なるアーキテクチャを持っているため、コピーは不可能だ」とフルバット氏はスペイン日刊紙マルカに語った。「パワーユニット、ギアボックス、リアサスペンションはメルセデス製を使っていまる」実際、アストンマーティンはメルセデスの空力トップだったエリック・ブランディンを引き抜き、新テクニカルディレクターのダン・フォローズはレッドブルからやってきた。昨年までアルファ ロメオF1のチーフデザイナーを務めていたフルバットは「ダンとエリックが我々の空力学に異なるアプローチをもたらしたと言っても過言ではない。ラップタイムという点で、おそらく重要なステップだったと言えるだろう」と付け加えた。「しかし、昨シーズン、あるいは昨シーズンの後半を見ると、我々はすでに大きな進歩を遂げていた」「昨年の第6戦で空力コンセプトを変更し、2月にはレッドブルが登場する前に最初のパーツをいくつか発表し始めた」「空力的に間違った方向に進んでいたことが判明したので、シーズン中にメカニカルと空力の改良を重ね、マシンはどんどん良くなっていった」「シーズン後半ではおそらく5番手で、コンスタントにポイント圏内にいた」