カナダの億万長者ローレンス・ストロールは、自身の投資によって今後アストンマーティンが“財政力のある立場”で事業を行うことを保証すると力強く語る。厳しい財政状況によって外部投資を余儀なくされたアストンマーティンは1月31日(金)、ローレンス・ストロールが率いる投資家のコンソーシアムが、同社の株式の最大20%を取得することを発表した。
ローレンス・ストロールのパートナーには、JCB会長のアンソニー・バンフォード、起業家のアンドレ・デスマレ、銀行家のマイケル・デ・ピチョット、通信投資家のジョン・マッコー、香港のファッション部門の投資家であるシラス・チョウが含まれている。ローレンス・ストロールのグループの事業には、2021年からアストンマーティンのワークスチーム​​となるレーシング・ポイントF1チームの持分も含まれている。「私とコンソーシアムのパートナーが、この重要な長期投資を行うために取締役会および大株主と合意に達したことを非常に嬉しく思う」とローレンス・ストロールは語った。「アストンマーティン・ラゴンダは、非常に才能のある人々によって設計および製造された世界で最も象徴的な高級車を製造している」「本日発表された当社の投資は、同社の財務上のセキュリティを支え、財務力のある立場から事業を運営することを保証する」2018年10月にアストンマーティンがIPOを行って以来の残念な結果は、象徴的なブランドの利益の減少につながり、ひいては会社に厳しい財政的ストレスをもたらした。新たに資本を投入することにより、アストンマーティンは、財産を好転させるための重要なライフラインを手に入れることができる。「5億ポンドの資金調達が完了次第、アストンマーティン・ラゴンダの取締役会および経営陣と協力して、会社の経営とマーケティングの各側面を見直し、改善することを楽しみにしている。新しいモデルの開発と技術への投資を継続し、需要を供給よりも優先するために生産のバランスを取り直していく」「私と私のパートナーは、アストンマーティンが世界的な高級車ブランドの1つであると確信している。この資本と私の自動車産業と非常に成功しているグローバルブランドの構築における両方の経験の組み合わせは、時間が経つにつれて、アストンマーティン・ラゴンダのポテンシャルを満たすことになると信じている」
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