F1アメリカGPの予選ノックアウト方式が修正される方向のようだ。今週末のF1アメリカGPにはケータハムとマルシャの欠場が決定しており、グリッドに並ぶのは18台となる。さらに、エンジンが既定数に達しているセバスチャン・ベッテルが、予選を見送り、ピットレーンスタートを選ぶとされている。
予選に参加するマシンが17台となれば、土曜日の予選セッションは、ルール上、F1にとって未知のゾーンになる。 FIAのルールでは、グリッドにつくマシンの数が26台、24台、22台の場合について説明されている。しかし、参戦するのがわずか9チームという事態については手回しされていないと Auto Motor und Sport は報じている。現行のルールのままでは、予選Q1セッションでは17番手から22番手までのグリッドが決まるが、日曜日のグリッドには17台のマシンしかいない。この事態を受け、レギュレーションで許容されているように、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングがF1アメリカGPの予選方式に“適切な修正案”を加えることになるだろう。 しかし、この決定にはスチュワードの承認が必要であり、実際の手順が公式に発表されるのは早くても30日(木)になる。Q1とQ2では4台がノックアウトされる方式が取られる見込みだ。