FIA F3選手権をリードするウゴ・ウゴチュクが、モンツァで実施されたアルピーヌのテスト走行中にクラッシュを喫した。幸いにもドライバー本人に負傷はなく、F1マシンでの初走行を終えている。スペインの報道によると、19歳のアメリカ人ドライバーであるウゴ・ウゴチュクは、イタリアのモンツァ・サーキットでアルピーヌA524をドライブ中にアクシデントを起こした。今回がF1マシン初走行だったが、大事には至らなかった。
FIA F3ランキング首位の有望株ウゴ・ウゴチュクは現在、カンポス・レーシングからFIA F3に参戦しており、ランキング首位を走る有力若手ドライバーのひとりだ。ナイジェリア系およびイタリア系のルーツを持つニューヨーク出身のウゴチュクは、これまでF1直下カテゴリーで高い評価を受けてきた。今回のテストでは、2024年にエステバン・オコン、ピエール・ガスリー、ジャック・ドゥーハンがレースで使用したアルピーヌA524をドライブした。アルピーヌ育成入りの可能性も浮上現在のところ、ウゴチュクは特定のF1チーム育成プログラムには所属していない。しかし今回のアルピーヌでのテスト参加により、エンストンを拠点とするチームとの関係が注目を集めている。ウゴチュクは2024年に「フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権 by Alpine」に参戦しており、その縁も指摘されている。また Motorsport.com によれば、以前からウゴチュクとアルピーヌ・アカデミーとの接触が噂されていたという。同日のテストにはアルピーヌのリザーブドライバーであるポール・アーロンも参加していた。マクラーレン育成卒業後の新たな進路ウゴチュクは2020年から2021年まで、当時アルファロメオF1と提携していたザウバー・カーティング・チームに所属。その後、2021年から2025年まではマクラーレン・ジュニア・チームのメンバーとして活動した。今回のアルピーヌでのテスト参加は、F1チームとの関わりとしては3度目となる。マクラーレン育成プログラムを離れた後も将来有望な若手として評価されており、今回のテストはアルピーヌとの本格的な関係構築に向けた第一歩だった可能性もある。クラッシュという結果にはなったものの、FIA F3ランキング首位を走る有望株に対するF1チームの関心の高さを示す出来事となった。