アルピーヌF1チームの暫定代表ブルーノ・ファミンは、同ブランドが2024年のFIA世界耐久選手権(WEC)参戦の可能性についてミック・シューマッハと話し合ったことを明らかにした。ミック・シューマッハは2022年末にハースF1チームのレースシートを失った後、今季メルセデスのF1リザーブドライバーを務めている。現在、来年のフルラインナップをまだ発表していないチームは、ウィリムズ・レーシングだけとなっている。
アルピーヌは、1978年のル・マン24時間レースでの勝利に加え、世界耐久選手権の新カテゴリーであるハイパーカーで耐久レースのトップに返り咲く準備を進めている。シューマッハがアルピーヌのスポーツカー活動に関与していることについて尋ねられたファミンは「A424で我々の耐久プログラムに参戦する可能性についてミックと話しているのは事実だ」と語った。ミック・シューマッハは今シーズン、メルセデスF1のリザーブドライバーを務めている。「双方にとっていい機会になると思う」とファミンは続ける。ミックの父ミハエル・シューマッハはベネトン時代にチーム所属し、7度のワールドチャンピオンのうち2度を獲得している。「しかし、当面は話し合いをしているだけだ。近いうちにテストを開催できることを期待している」アルピーヌのF1への取り組みについては、夏休み直前に行われたチーム代表の入れ替えで臨時のチームボスとして起用されたファミンは、チームに対する最初の評価がどのように進んでいるかについて最新情報を提供した。ファミーヌは以前、チームプリンシパルのオトマー・サフナウアーと長年スポーティングディレクターを務めてきたアラン・パーメインが去り、パット・フライがチーフテクニカルオフィサーとしてウィリアムズ・レーsングに向かうことになった今回の人事について、アルピーヌの「第2段階」だ。「我々は7月末にチーム内でかなり良い、かなり大きな変更を行った」とファミンは語った。「これによってトラックサイドのチームには新しい考え方が生まれた。ここまでの結果には満足している。それ以来、戦略の実行という点ではかなりいいレースができたと思う」「私は、より多くのパフォーマンスを引き出す方法を実際に確認することを目的として、両方のファクトリーをまだ評価している。「重要なことのひとつは、両拠点だけでなく、各拠点内でも全従業員を協力させ、持てるポテンシャルをすべて引き出すことだと思っている」「我々には多くのポテンシャルがある。だが、難しいのは、全員を団結させ、すべてを結集させて、より高いパフォーマンスを生み出すことだ。これが私が今評価していることだ」
全文を読む