スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2023年F1第22戦ラスベガスGPの予選を振り返った。昨日は、Q3進出を期待していたアルファタウリだが、予選ではペースが上がらなかった。角田裕毅は最後のフライング走行を開始したとき、20番手まで順位を落としていたが、ターン5でミスを犯してコースアウトしてしまった。
ダニエル・リカルドは一応Q2進出を果たしたものの、タイヤをウィンドウ内に収めることに苦しみ、トップ10には届かなかった。「一晩でガレージの両サイドで行われたセットアップの方向性は問題なかったが、マシンからより多くを引き出すために、FP3と予選の間で同じ方向にさらにセットアップを変更する必要があった」とジョディ・エギントンは語った。「裕毅は予選でマシンに苦戦したが、その理由を調査する必要がある。ダニエルはQ1でマシンから最大限の力を引き出すことができたが、その後、Q2のセクター1のスタートで彼の新しいソフトタイヤセットを適切なウィンドウに入れるのに苦労した。つまり、彼はこのセクターを18番目の速さで通過しただけだった。セクター2とセクター3では彼がQ3争いに加わるには十分な速さだったが、それは叶わなかった。セクター1は両車にとって今週末サーキットで最も難しい部分であり、さらに調査する必要がある」「予想していたほどレースに向けてマシンを前進させることができず、それが状況をさらに難しくしている。さらに、FP2での直近のライバルたちのロングランペースはかなり強そうだったので、明日のレースでは両車をできるだけ早く前進させることに集中する必要がある」
全文を読む