スクーデリア・アルファタウリのチーム代表フランツ・トストは、2024年にフルタイムシートを逃したリアム・ローソンが2025年にF1グリッドに立つことを支持した。負傷したダニエル・リカルドの代役としてレッドブルのジュニアチームに帯同したローソンは、ザントフォールトでリカルドが手を骨折した後、急きょ2023年シーズンの5戦に出場。
ローソンは、スーパーフォーミュラのシーズンを終えるために鈴鹿に戻った。ローソンは競争の激しいスーパーフォーミュラで一年の大半をタイトル争いに費やしてきたが、最終的にはリカルドと角田裕毅が2024年のアルファタウリのシートを埋めることになった。レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは以前、ローソンが来季のドライブを逃したにもかかわらず、F1でローソンを見るのが最後になるとは思えないと語っており、今年限りでの引退が決まっているアルファタウリのボス、トストもリカルドの代役を務めた彼の仕事ぶりを称賛した。トストは、急遽参加しなければならなかったというだけでなく、ローソンが特にザントフォールトでウェットのピレリタイヤを実地で学ばなければならなかったことを強調。その週末までウェットタイヤとインターミディエイトでの経験はなかった。「リアムは我々と素晴らしい仕事をしてくれた。彼が初めて我々のためにザントフォールトで運転してくれたときの状況を忘れてはいけない。彼はそれらの準備はできていなかった」とトストは語った。「彼はただマシンに飛び乗らなければならなかった。雨が降っていたので、フルウェットタイヤを使用しなければならなかった。彼はフルウェットタイヤやインターミディエイトタイヤを履いたF1マシンに乗ったことは一度もなかったが、すべてをミスなくこなし、ザントフォールトでは良いレースパフォーマンスを見せた」「我々との彼のハイライトはシンガポールで9位でフィニッシュした時だったと思う」「シンガポールは簡単な道ではない。彼は最初から競争力があり、ミスも何もなかったし、F1のシートに値するし、少なくとも2025年には彼がF1にいることを期待している」
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