スクーデリア・アルファタウリは、バーレーン・インターナショナル・サーキットで3日間にわたって開催された2023年のF1プレシーズンテストで最多周回するを記録した。最終日、スクーデリア・アルファタウリは、角田裕毅が午後に76周を走行して6番手タイム、チームメイトのニック・デ・フリースは午前にスピードよりも走行距離を重視して87周を追加し、セルジオ・ペレス(レッドブル)より約8秒遅いタイムで最下位となった。
3日間で角田裕毅は210周(全体8位)、ニック・デ・フリースは246周(全体2位)の周回数を走り込み、スクーデリア・アルファツアリは全チームでトップとなる456周を走破。プレシーズンテストでの重要項目である信頼性という点では良い成果を挙げた。スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「テスト最終日ということで、来週のレースモードに入る前に、いくつかのセットアップ項目をチェックしなければならなかった」とコメント。「いくつかのテストでは期待とは異なる結果が出たが、AT04の限界に挑戦できたことは素晴らしいことだった」「クルマの理解、タイヤの最適化、エアロワーク、セットアップなど、この3日間の中で今日が一番進歩したと思うし、それはラップタイムにも表れているように思う。特に燃料負荷の面では、全員が異なる計画を立てているので、シーズン開幕時のパフォーマンスに対する期待は現実的なものだが、中団グループと戦えるはずだと信じている」「3日間ともマシンは非常に安定して走ったので、必要なデータをすべて収集することができた。これから数日間かけて分析し、レース週末のために最適なセットアップと計画を立てることができる」スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「今日は、とても勉強になる一日だった。持ち帰って、さらに検討するための非常に興味深い結果とデータを得ることができた」とコメント。「今回のテストは非常に忙しく、チャレンジングな部分もあったが、我々のパッケージへの理解が進み、クルマが安定して走るようになったことは非常に喜ばしい」「裕毅とニックはどちらも優れたレベルのパフォーマンスを発揮し、素晴らしいフィードバックを与え、エンジニアたちをプッシュしてくれた。作業量は非常に多かったが、コースサイドのメカニック、エンジニア、ファエンツァとビスターのファクトリーサポートがその課題に取り組み、スクーデリア・アルファタウリは今年のプレシーズンテストの走行距離でトップに立つことができた」「チームは、走行プログラムを確実にカバーし、ガレージの時間を最小限に抑え、3日間のテストで膨大な量のデータを処理するために、素晴らしいレベルのサポートを提供してくれた。彼らは皆、大きな感謝に値する」2023年 F1プレシーズンテスト チーム別周回数1.アルファタウリ (456周)2.ウィリアムズ (439周)3.フェラーリ (417周)4.ハース (415周)5.レッドブル (413周)6.アルファロメオ周)7.メルセデス (398周)8.アストンマーティン (387周)9.アルピーヌ (353周)10.マクラーレン (312周)