アルファタウリ・ホンダF1が、フィルディングーを利用して2020年F1マシン『AT01』をイモラ・サーキットで走らせると Formulapassion.it が報じている。F1チームは、プロモーションを目的としたピレリのデモ用タイヤを着した最大100kmの距離制限のある最新F1マシンでの走行を2日間許可されている。アルファタウリ・ホンダF1は、2月のバルセロナテストですでに2日間のうちの1日を使用している。
他のF1チームは、7月5日のオーストリアでのシーズン再開にむけての準備として2年落ちの2018年F1マシンで走行することを選択しており、メルセデスは2日間にわたってシルバーストンでシルバーストンでプライベートテストを実施してルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが走行。ルノーF1は6月17日と18日にレッドブル・リンクでR.S.18を走らせることを発表しており、フェラーリもフィオラノで同様のテストを実施するとされている。その一方で2年前のF1マシンを様々な理由で用意できなかったり、すでに2日間のフィルミングデーを使用してしまったいるチームはシーズン開幕にむけての予行練習を断念しているチームもいる。Formulapassion.it は、アルファタウリ・ホンダF1が6月22日の週にイモラでフィルミングーを利用した走行を実施すると報道。データから利益を得ることなどはできないが、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトは、シーズン開幕前に現行F1マシンで錆を落とすことが可能になる。同じようにレーシング・ポイントF1も6月17日(水)にシルバーストンでランス・ストロールがフィルミングデーを使用して、2020年F1マシン『RP20』で走行することを発表している。一方、イモラ・サーキットは2020年のF1復帰が話題になっている。6月12日(金)にF1は、日本GP、シンガポールGP、アゼルバイジャンGPの中止を発表。代替サーキットを探す必要が出てきている。イモラ・サーキットは2006年のサンマリノGPを最後にカレンダーから姿を消しているが、、今週にF1開催に必要なグレード1ライセンスを更新している。イモラ・サーキットのウベルト・セルバティコ・エステンセ会長は「ライセンスの更新によって我々はF1グランプリをホスト出来る状態となった。夢の実現を祈っている」と語っている。
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