アルファタウリF1チームは、6日間のF1バルセロナテストを成功裏に終え、2020年のF1世界選手権への見通しに非常に満足している。トロロッソから名前を変えたアルファタウリ・ホンダは、6日間のF1プレシーズンテストで合計769周を走破。そのすべての走行を1基のF1エンジンで乗り切ったホンダの功績を称賛する。
「ホンダはPUのパフォーマンスと信頼性の両方を改善してさらに一歩前進した。それによってスムーズに走ることができた」とアルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは語る。ピエール・ガスリーも、冬の間のホンダの進歩は“非常に印象的”だったと語る。「記者にいろいろとネタを提供してしまうので、あまり多くのことは言いたくないけど、ホンダのF1エンジンは本当に素晴らしいし、僕たちは本当に満足している」とピエール・ガスリーはコメント。「ホンダはいつものようにプッシュしている。昨年同様、彼らは大きな一歩を踏み出した。今年もまた昨年よりも良くなっている。信頼性に関しては、2週間全体で問題はなかった」新車AT01全体の評価を求められたピエール・ガスリーは「数字に置き換えるのは常に難しいけど、全体的なフィーリング昨年のクルマと同じような感じだ」と語る。「少し改善されていると思います。良いことも悪いこともないけど、全体的なパッケージとしてわずかに良くなっていると思う」フランツ・トストは、2020年はF1パワーユニットの使用基数超過によるペナルティを受けずにシーズンを乗り切ることを目標にしていると語る。それは現実的な目標であると感じたかと質問されたフランツ・トストは「イエス。そう思っている」とコメント。「我々はまだマシンに同じエンジンを搭載しており、最終日もまったく故障することなくすべてを完了させたことは、最初の大きなステップの1つだと思う」「過去には、テスト中に電源ユニットを常に変更していたたが、今年はそうではない」