フェルナンド・アロンソは、2026年F1第11戦ハンガリーGPを14位で終えたものの、大幅アップデート版「AMR26B」の初戦を高く評価した。ポイント獲得には届かなかったが、マシンの進歩を実感しており、今後はホンダのパワーユニット(PU)アップグレードがさらなる前進の鍵になるとの見方を示した。アストンマーティンはハンガロリンクで投入したAMR26Bによって競争力を向上させ、アロンソはハースやアルピーヌ、ウィリアムズと互角に戦えるまでに改善したと実感している。レース後には、この進歩を土台に後半戦へ挑む考えを語った。
AMR26Bは期待どおりの進歩アロンソは14位という結果以上に、マシンの進歩に手応えを感じていた。「後半戦へ向けて取り組むための基準ができた」バーチャル・セーフティカー中のピットストップで順位を落としたものの、アップデートの効果は十分に確認できたという。「ハンガリーで見たものは、おおむね予想どおりだった。シミュレーションとの相関も良く、パフォーマンスは向上している」「もちろん、この新しいクルマは投入されたばかりだし、コンセプトもこれまでとは違う。セットアップや最適化でも、まだ改善できる部分がある」「今度はホンダF1にプレッシャーがかかるね!」アロンソはシャシーの進歩を評価する一方で、次の課題はホンダのPUアップグレードにあるとの考えを示した。「これからエンジンのアップグレードも入る。それが僕たちをどの位置まで押し上げてくれるのかを見るのは、とても興味深いテストになる」ホンダにも期待が集まる状況について問われると、アロンソは笑顔でこう応じた。「今度はホンダF1にプレッシャーがかかるね!」冗談を交えた一言ではあったが、「シャシーは改善した。次はPUの番だ」という率直な思いが込められていた。「ホンダとアストンマーティンは一つのチーム」アロンソは、ホンダとの協力体制についても強調した。「僕たちは一つのチームだ。一緒に仕事をして、お互いの弱点を理解し、それを補おうとしている」「シーズン序盤にはホンダがクルマの弱点を改善してくれた。そして新しいシャシーでは、僕たちも安定性やエネルギーデプロイメントの面でできる限り貢献しようとしている」さらに、PUだけでなくソフトウェア部門も含めて開発を続けていく考えを示した。「アストンマーティンのソフトウェア部門も含めて、まだ長い道のりがある。これが最初の一歩になり、両者が自分たちの取り組みに自信を深められればいい。それが今後数か月で最も重要なことだ」振動問題はPU交換で解決週末序盤に発生したPUの振動についても、アロンソは問題は解消されたと説明した。「土曜日の朝には完全に解決していた。より新しいパワーユニットに交換したんだ」「おそらく寿命が近づいていた古いエンジンで問題が出ていたのだと思う。土曜日も日曜日も問題なく走れた」アストンマーティンはAMR26Bの投入によって確かな前進を示し、アロンソもその成果に満足感を示した。今回のアップデートでシャシーの進歩が確認された今、次に注目されるのはホンダのPUアップグレードだ。アロンソが「今度はホンダF1にプレッシャーがかかるね!」と語ったように、後半戦ではシャシーとPUの両面が揃ったときの真の競争力が試されることになる。【関連】・ホンダF1 アストンマーティンの前進に自信「今度はPUが上積みをもたらす番」
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