フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は2026年F1モナコGPで11位でチェッカーを受けたが、レース後にセルジオ・ペレス(キャデラックF1)へ10秒加算ペナルティが科されたことで10位に繰り上がり、チームに今季初ポイントをもたらした。予選20番手からスタートしたアロンソは、序盤から大胆な戦略を採用。3周目にミディアムタイヤからソフトタイヤへ交換し、1ストップで走り切るプランを選択した。
アストンマーティンは決勝序盤に両ドライバーを早めにピットへ呼び込み、ミディアムタイヤからソフトタイヤへ交換。1ストップ戦略で完走を目指した。レース終盤にはストロールが19コーナーでバリアに接触してリタイア。その後のセーフティカー導入でアロンソは新品ソフトタイヤへ交換した。さらに同じ19コーナーでシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュし、路面損傷の確認のため赤旗中断となる。最終リスタート後、アロンソは11位でフィニッシュ。その後、ペレスへのペナルティが決定したことで10位へ繰り上がり、アストンマーティンは今季初ポイントを獲得した。アロンソ「チーム全員へのご褒美だった」アロンソはレース後、積極的な戦略が実を結んだと振り返った。「1周目とリスタートではかなりリスクを取ったし、その時点でいたポジションを何とか守ろうとした」とアロンソはコメント。「今日は本当に難しいレースだった。でも僕たちは3周目にピットインするという攻撃的な戦略を選び、残りを1ストップで走り切ることを考えていた」「赤旗後のリスタートは僕たちに有利に働いたし、利用できるチャンスは確実につかんだ」「レース運びはうまくできたと思うし、チーム全員にとって今季初ポイントという素晴らしいご褒美になった」「前で何か起きるのを待っていた」レース後のインタビューは、ペレスへの裁定が下る前に行われた。そのためアロンソ自身は11位フィニッシュという認識で取材に応じていた。「今日はペースがなかった。僕たちが望んでいたほど速くなかったし、それは分かっていたことだった」「だからスタートでは非常にアグレッシブに攻めた。1コーナー、3コーナー、そして5コーナーでもポジション争いをして、その後は自分たちの位置を守りながら前で何か起きるのを待っていた」「実際にペナルティやアクシデントが起きて、ポイント争いに近づくことができた。あるいはポイント圏内に入れたかもしれない。もしそうなればチームにとって嬉しいことだ」「僕たちはニューウェイを信じている」また、週末にパドック入りしていたエイドリアン・ニューウェイへの期待について問われると、アロンソは現在の苦境を認めながらも将来への希望を語った。「ある意味で、僕たちは彼の手に委ねられていると思う」「だから僕たちは自分たちの取り組みを信じている」「シーズン序盤が厳しいものになっているのは間違いない。問題はエンジンだけではなく、プロジェクト全体にある。バルセロナやバーレーンに持ち込むべきものが遅れていることも含めて、僕たちは状況を理解している」「それでもシーズン後半には希望を持っている」「まだシーズンは終わっていない。僕たちにとっては後半戦から新しいシーズンが始まるかもしれない」