フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、2026年F1カナダGP決勝をシートトラブルによりリタイアで終えた。19番手からスタートしたアロンソは序盤に大きく順位を上げ、一時はトップ10争いに加わる走りを見せていた。決勝日は雨の影響で路面温度が低下する難しいコンディションとなったが、アロンソはソフトタイヤを選択。インターミディエイトを履いたライバル勢が早々にピットインを強いられるなか、戦略は的中し、1周目終了時には14番手まで浮上した。
その後もポイント圏内争いを続けていたが、23周目にシートの問題が発生。チームはマシンをリタイアさせる判断を下した。アロンソ「良いスタートだったがペースが足りなかった」「良いスタートを切れたし、トップ10争いもできていた」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ソフトタイヤでスタートした判断は正しかった。数台はインターミディエイトを選んで早めのピットストップを強いられていたからね」「残念ながらレース中にシートの問題が発生したので、リタイアすることになった」「同じパッケージでも、マイアミよりはここで速さを見せられていたと思う。夏休み頃のアップグレードでパフォーマンス向上を待つ必要はあるけど、それまでは今のパッケージを最適化し続けていく」レース後のインタビューでは、序盤のバトルを楽しめた一方で、レースペース不足への悔しさも口にした。「リタイア以上に悔しかったのはペース不足だ。スタートは良かったけど、徐々に後退していって、結局は僕たち本来のポジションに戻ってしまった」「でもスタート直後は楽しかった。僕たちはポイント圏外だったから、他よりも少しリスクを取ることもできた」また、週末全体については前進を感じていると語った。「ここ数戦よりは少し良い週末だったと思うし、少し競争力もあった。この流れを維持できるか見ていきたい」「次はモナコだ。まったく違うサーキットだし、とても低速コースになる。エンジンの重要性も少し下がるので、モナコには少し期待している」