フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPでアストンマーティンF1はマックス・フェルスタッペンを戦略で倒そうとしたが、レッドブルのドライバーは強すぎたと語った。フェルスタッペンはミディアムタイヤでポールポジションからスタートし、同じくフロントローからスタートしたアロンソはハードコンパウンドタイヤでレースを開始した。
フェルスタッペンはスタートでトップを守り、雨が降るまで50周以上アロンソをリードし、結局アロンソはフェルスタッペンから約半30秒遅れて2位でゴールした。「難しかった」とアロンソは語った。「ハードタイヤでスタートすることを選択したので、ターン1までの走行時間が短く、可能性を少し捨ててしまった」「戦略で長期戦に持ち込もうと考えていたけど、マックスは最初のスティントでミディアムタイヤで素晴らしい走りを見せていたので、僕たちにチャンスはなかった。そして最後は、雨のせいで少し複雑な状況になり、ドライブするのが簡単ではなかった」アロンソは、雨が降ってきたときにインターミディエイトタイヤに交換することをチームと無線で議論していた。しかし、どのタイヤを装着するかの判断をチームに委ね、ミディアムタイヤに履き替えた。だが、雨はさらに強くなり、インターミディエイトタイヤを装着するためにピットに戻らざるを得なかった。アロンソは、セーフティカーもクラッシュもなく、レースがグリーンフラッグのまま進行したことが信じがたいと語った。「ラップでフルパワーで走ることはなかった」とアロンソは説明した。「ターン5(ミラボー)、ターン10(ハーバーシケイン)まではブレーキングが非常に脆弱でした。簡単ではなかった」「セーフティカーもなく、インシデントもなかったのは驚きだった。今日はみんな、クルマをコースにとどめるために素晴らしい仕事をしていたと思う」