アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは、2021年のF1オーストリアGPの予選Q2でセバスチャン・ベッテルにブロックされて14番手で終えたことで、週末は“事実上終わった”と語り、ベッテルに科せられたペナルティでは“不十分”だと怒りが収まらない。予選Q2の最後のアタックでフェルナンド・アロンソは、セクター1とセクター2で自己ベストを更新してトップ10入りは確実かと思われたが、最終コーナーで低速で走行していたセバスチャン・ベッテルに捕まって14番手で予選を終えた。
セバスチャン・ベッテルは、すぐに自分の非を悟って、フェルナンド・アロンソに手を振って謝罪したが、アロンソの怒りが収まることはなかった。無線でフェルナンド・アロンソは「なんなんだ!? 信じられない。今日、僕たちはトップ3、トップ4にいた。くそ!」と怒りを露わにした。セバスチャン・ベッテルには3グリッド降格ペナルティが科せられたが、フェルナンド・アロンソはレースでポイントを獲得するのが難しい状況になったと感じており、ペナルティはそれに適合しないと考えている。「5~6番グリッド、そして、違ったレースをする機会を失ったと思う」とフェルナンド・アロンソは Sky Sports F1 1に語った。「明日はポイントを獲得できないと思う。だから、彼らが他の人にどんなペナルティを与えたとして決して十分ではない」「前の人たちの管理が非常に悪かったと思う。今日はポテンシャルがあったと思うのでがっかりしている。予選ではおそらく今シーズン最高のクルマだったし、それを最大限に活用できなかった」フェルナンド・アロンソは、セバスチャン・ベッテルがしたことは受け入れられないと感じており、そのような状況では常識を優先する必要があると述べた。「とても非常に紛らわしい。ルールの話の一部が適用されると思うけど、常識が適用されなければならない」とフェルナンド・アロンソは語った。「今日の出来事は正しくないので、厳しいペナルティが必要だ。明日多くのポイントを失うことは非常に苛立たしいことだ。そして、今、14番手からのスタートで終わったということを忘れられることができないレースがある。僕たちにとってまた少し奇妙な状況での週末だ」セバスチャン・ベッテルはその状況で自分が間違ったことをしたことを認めたが、アウトラップで彼を追い抜いて、不快な状況に自分を陥れた他のクルマを非難した。「非常に遅くなって初めて彼が見えた」とセバスチャン・ベッテルはフェルナンド・アロンソについて語った。「僕にできることはそれほど多くなかった。隊列をジャンプし続けた前にいるのドライバーのせいだと思う。正しくないと思うし、僕たちが合意したことでもない」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿