フェルナンド・アロンソは、自身のキャリアで決して“利己的”だったわけではないと主張。だが、それはチームメイトを倒すことを申し訳なく思うという意味ではないと語る。2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、スペインを中心に多くのファンがいるのは間違いないが、必ずしもチームメイトやメディアに好印象を残してきたわけではない。
マクラーレンで最後のチームメイトを務めたストフェル・バンドーンは、最近、マクラーレン時代について振り返っていた。ストフェル・バンドーンによると、フェルナンド・アロンソは「常に自分の欲しいものを手に入れていた」という。「マクラーレンでは常に上層部の人間が2~3人いて、すべてがアロンソの望み通りになるようにしていた。チームは彼にすべてのサポートとパワーを与えていた」とストフェル・バンドーンは Voetbalmagazine に語った。「マクラーレンがフェルナンドを倒すなと直接言ったことはなかったが、レース中は頻繁に彼を抜かせるように頼んできた。ほとんどいつもそうだった」フェルナンド・アロンソの行動に関する否定的な報告はそれだけではない。しかし、フェルナンド・アロンソは、自分は決して“利己的”ではなかったと主張し、コース上での成功に大きな役割を果たしてくれたメカニックに賞金を分けてあげたことさえあると語る。「僕がキャリアのなかで利己的だと人々が言っているのを聞いたことがある」とフェルナンド・アロンソは F1 Racing のインタビューでコメント。「フェラーリや他のチームで、いつも賞金ボーナスをメカニックと共有していた。表彰台を獲得したり、レースに勝つことができたのは、自分の力だけでなくチームワークだと思っている。だから、3万ドル(約320万円)を勝ち取ったら、チームと共有するだろう。「プロジェクトに参加するとき、僕はそのチームに100%コミットしているしチームとその人たちに自分の人生を捧げている。彼らは感謝している。利己的など最も起こりそうにないことだ」「なぜチームメイトよりもパフォーマンスが良いのか? それについては申し訳ないとは言えないね」
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