フェルナンド・アロンソが、2018年のデイトナ24時間レースにマクラーレンのエグザクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが所有するユナイテッド・オートスポーツから参戦することが決定したと RACER が報じた。フェルナンド・アロンソは19日(木)、マクラーレンと“複数年契約”を結んで2018年も残留することを発表。契約では他のカテゴリーへのスポット参戦が許可されているとみられている。
ドライバーとして世界3大レースでの“3冠”を目標に掲げているフェルナンド・アロンソは、今年のF1モナコGPを欠場して、マクラーレン・アンドレッティ・オートスポーツからインディ500に参戦している。IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦として開催されるデイトナ24時間レースは1月27日・28日に開催され、F1のスケジュールとはバッティングしておらず、フェルナンド・アロンソは将来のル・マン24時間レース参戦を見据えてスポーツカーデビューを果たすことになる。報道によると、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリス、フィル・ハンセンとともにリジェ JP R218を走らせるという。デイトナ24時間レースの公式テストは1月5日から7日に開催されるが、フェルナンド・アロンソは、アブダビGPの前週にヨーロッパでユナイテッド・オートスポーツカーのマシンをテストするという。11月7日にはランド・ノリスがポール・リカールでテストを実施する。「何度も言っているけど、3冠は最も重要なことだ」とフェルナンド・アロンソはオースティンでコメント。「インディ500が素晴らしいことなのは知っているし、とても競争力があると感じた。でも、インディ500の前に他のオーバルでテストや類似したレースをせずにゼロからい飲むのは大きなチャレンジだった」「僕は競争力があったし、楽しかったけど、ル・マンの準備をしたければ、インディ500でやったよりももう少しうまくル・マンに準備する可能性があるかもしれない」現時点でフェルナンド・アロンソは、ル・マンでレースをする契約を結んでいないが、マクラーレンはフェルナンド・アロンソの2018年のル・マン24時間レースへの参戦を許可するだろうと RACER は報道。噂ではトヨタがフェルナンド・アロンソの起用に関心を示しているとされている。2018年のデイトナ24時間レースでは、ポール・ディ・レスタがもう一台のユナイテッド・オートスポーツのマシンを走らせることが発表されている。ポール・ディ・レスタは、ウィル・オーウェンとマシンを共有するが、もう一人のドライバーについてはまだ確定していない。RACER は、ジェンソン・バトンがユナイテッド・オートスポーツのオファーを拒否したと報じている。