マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、ホンダの“スペック3.7”パワーユニットのための交換により、F1イタリアGPの決勝で35グリッド降格ペナルティを受けることになった。ホンダは、F1イタリアGPのフリー走行1回目にフェルナンド・アロンソのマシンに“スペック3.7”エンジンを投入。7基目のICE、7基目のMGU-K、9基目のターボチャージャーとMGU-H、6基目のエネルギーストア、5基目のコントロールエレクトロニクスを投入した。
その結果、フェルナンド・アロンソは、F1イタリアGPの決勝で35グリッド降格ペナルティを科せられることになった。今回の“スペック3.7”の投入は、マクラーレン・ホンダにとってより競争力が期待できる次戦F1シンガポールGPを見据えてのもの。エンジンのマイレージをセーブするために、フェルナンド・アロンソは、フリー走行2回目から前戦F1ベルギーGPで使用した“スペック3.5”に戻すことになる。ホンダがフリー走行2回目までにエンジンを交換する十分な時間を確保するために、フェルナンド・アロンソは通常よりも早くにフリー走行1回目を終了させる可能性がある。関連:ホンダF1、フェルナンド・アロンソに“スペック3.7”エンジンを投入