フェルナンド・アロンソは、今季の自分のパフォーマンスは平均以下だったと認め、2016年はもっと良い仕事をする必要があると述べた。「いくつか良いラップはできた」とフェルナンド・アロンソ。「日本でのQ2を思い出す。オースティンのレースは、難しいコンディションのなかでよかったと思うし、クルマに自信を感じ、プッシュすることができた」
「でも、その2つの瞬間は除けば、ベストなシーズンだったとは思わないし、来年、改善する必要があるのは確かだ」「上位を走っているときは、よりモチベーションが高まるし、もちろん、それは助けになる」「でも、僕はスタンバイ状態だし、来年フルにエネルギーを放出するためのエコノミーモードだと言ってもいいかな」ホンダが復活した今年、マクラーレンは、ペースと信頼性に苦しむシーズンとなった。フェルナンド・アロンソは、今年2度のポイントの獲得に留まり、ドライバーズ選手権ではチームメイトのジェンソン・バトンの後ろの17位に沈んでいる。だが、フェルナンド・・アロンソは、勝利の道に戻るための適切な場所にいると確信したままだ。「厳しかったね」とフェルナンド・アロンソは語る。「僕たち全員が勝ちたいと思っている。でも、数年間それは難しかった」「近い将来、メルセデスを倒すための唯一の方法は、非常に強いプロジェクト、異なる種類の哲学、新しいF1を理解することだ。僕は正しい場所にいると思っている」フェルナンド・アロンソは、ホンダは今年、2014年のルノーとフェラーリよりもシーズン中に大きな前進を果たしたと思っている。「僕たちにとって難しいシーズン、フラストレーションを感じるシーズンになることはわかっていた。期待はとても高かったけど、同時にルノーとフェラーリの2014年の問題は、現在、僕たちがホンダと抱えているものとだいたい同じだったからね」「メルセデスだけが、初年度に状況をうまくまとめた。2014年のフェラーリとルノーと比較すれば、僕たちの難しいシーズンはずっと素晴らしい」「通常の冬を過ごし、通常の進歩を果たせれば、来年は他のメーカーよりもずっとよくなるはずだ」フェルナンド・アロンソは、ホンダの異なるアプローチが最終的には成果を挙げると自信を持っている。「弱点になるかもしれないし、勝てるフォーミュラになるかもしれない」とフェルナンド・アロンソはホンダのアプローチについてコメント。「僕はこれが勝てるフォーミュラだと信じて選んだ。メルセデスがやっていることをコピーすれば、メルセデスに近づくことはできるかもしれないけど、メルセデスに勝ることはないだろう」「隔離され、異なる文化、異なる規律、異なる労働倫理でそこにいること...プロセスのいくつかは遅かったので今年は難しかったけど、僕たちのアイデアのいくつかはパドックで非常にユニークだ」「もし、それらをうまく機能させることができれば、誰かがコピーするのはとても難しい」散々な2015年にも関わらず、フェルナンド・アロンソは、2016年のマクラーレン・ホンダは非常にコンペティティブだと考えており、もしそれが叶わなければ驚くと述べた。また、2016年も厳しければ、もう一年待つ準備はできているとフェルナンド・アロンソは主張する。「来年、僕たちは高い望みを抱いていると思うので、そうなってしまったら悲劇だね。僕はチームを本当に信頼しているし、僕たちには優秀な人々とリソース、うまくやっていく全てが揃っていると本当に信じている」「なので、1回目のテストでクルマが悪ければ、それは僕にとってサプライズになるだろう。でも、それが問題だとは思っていない。2017年にむけて学習し、準備するもう一年になる」「序盤からそうしなければならなくなったら悲しいけど、僕たちには全てが揃っているので、僕たちがあまりコンペティティブじゃなければ、それは僕にとってサプライズだろう」