フェルナンド・アロンソは、2016年にコンペティティブな戦いをすることに焦点を合わせているため、マクラーレン・ホンダ゙が現在経験している信頼性トラブルを歓迎すると述べた。今年、フェラーリからマクラーレンに移籍したフェルナンド・アロンソは、今シーズンまだポイントを獲得できていない。トップ10を走っていたF1モナコGPでもオーバーヒートのトラブルでリタイアに終わった。
フェルナンド・アロンソは、マクラーレンへの移籍に際して、ホンダパワーへの適応には時間がかかることを覚悟していた何度もと述べており、それでもそれを選んだのは、今後数シーズンを見越した時にその方が3度目のワールドタイトルを獲得できる可能性が高いと思ったからだと説明している。 F1モナコGPの週末中はマクラーレンの“もろさ”を嘆いていたフェルナンド・アロンソだが、2016年に良くなるのであれば喜んで我慢すると述べた。 信頼性への懸念について質問されたフェルナンド・アロンソは「確かにあるけど、もう今年は僕にとっては重要では。チャンピオンシップを14位で終えようが、11位で終えようが、僕の人生は変わらない。苛立っているわけではない。僕はワールドチャンピオンになりたいんであって、今年はそれが可能ではないというだけだ」とコメント。「それなら来年にすべてを合わせればいいでしょ? 今年多くの問題を経験するのはいいことだ。来年は繰り返さないということだからね。今年は僕たちにとってテストの1年だ。冬のテストじゃなく、1年すべてを使ったテストなんだ。2015年は最大限のことを学び続けたい。僕は2016年にすべてを向けている」 ホンダは、F1カナダGPでは再びパワー面に力を入れると述べており、フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダがF1モナコGPでトップ10を走った経験を生かせるかどうかが楽しみだと述べた。 「クルマを改善し続けられれば嬉しい。大きなものがやってくる時もあるし、時にはバックグラウンドの小さなもののこともある。徐々にと2台ともコンペティティブなってきたし、モナコのようなレースではトップ10にいた。カナダはもう少し普通のトラックなので自分たちの力を試すいいチャンスだ」