スペインのモータスポーツ連盟を率いるカルロス・ガルシアは、フェルナンド・アロンソがフェラーリが2015年に進歩することを“知っていた”と主張した。フェラーリで5年間タイトルに挑戦してきたフェルナンド・アロンソだが、昨年末にフェラーリを離れて新生マクラーレン・ホンダに移籍した。 しかし、マクラーレン・ホンダがスタートで出遅れてフェルナンド・アロンソが下位に沈む一方、フェラーリは力を取り戻し、アロンソの後任として加入したセバスチャン・ベッテルがF1マレーシアGPで勝利を挙げてタイトル争いに加わっている。
カルロス・ガルシアは Marca に「人はフェルナンドがマクラーレンに移籍したのは間違いだったと言い続けている」とコメント。「あのマシンならフェルナンドも勝利していたはずだ。昨年と今年のキミ・ライコネンのパフォーマンスを見ただけでも、改善したのはマシンであってドライバーではないとわかる」「フェルナンドは、フェラーリが今年大幅に進歩することをわかっていた。だが、彼の道はすでに決まっていた。様々な状況から、そこで一つのストーリーが終わった」 それでも、フェルナンド・アロンソが、パフォーマンスの低迷と混乱を乗り切ったフェラーリを離脱したのはミスだという意見が大勢を占めている。 「私の考えは違う。そうではなく、アロンソはファンの間にインスピレーションを生み出す新しい道を歩み始めたのだ」とガルシア・ガルシアは述べた。マクラーレンとホンダがヨーロッパラウンドのスタートを切るのに際し、フェルナンド・アロンソは自身のホームレースであるバルセロナでチームに大きな進展があると予測している。 フェルナンド・アロンソは「誰にも僕たちが表彰台フィニッシュを果たすなんて思わせないでほしいけど、より良くなることを願っている」と AS に語った。
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