フェルナンド・アロンソのマクラーレン移籍は秒読み段階にきているかもしれない。フェラーリドライバーとしての最後から2戦目になるとみられているF1ブラジルGPで、フェルナンド・アロンソはこれまで以上にフェラーリ離脱の兆候を示している。 予選中、フェルナンド・アロンソが無線でチームに向かって不満をこぼす場面があった。
「アイアイアイ! どうしたらバッテリーのチャージ不足で予選をスタートしろというんだ? どうやったらこんなことが起こるんだ?後になってフェルナンド・アロンソは、似たような無線のやりとりは何度も交わされたが、これまで放送されなかっただけだとして、今回のことは“大きな問題ではない”とレポーターに語った。一方で、マクラーレンは、2015年にフェルナンド・アロンソを迎えるための契約交渉がうまく進んでいる模様であることを明らかにしている。そして、フェルナンド・アロンソ本人も、フェラーリ離脱の可能性を認めた。 「最終的に僕がどのような決断をするかだ。もし、フェラーリにいるのなら、過去5年間やっていたようにベストを尽くしていく。フェリペも去年は同じ気持を抱いていていたと思うけど、今はポールポジション争いに絡んでいる」フェルナンド・アロンソが言及しているのは、去年までフェラーリで組んでいたフェリペ・マッサのこと。ウィリアムズに移籍したフェリペ・マッサは、母国ブラジルでメルセデス勢に続く予選3番手につけた。 マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソのマクラーレン・ホンダ入りの決断に最終期限を設けたとの噂を否定している。 「この件についてドイツのジャーナリストが報じているが、私が言ったのは、アブダビ前にドライバーラインアップを決めたいということだ」とエリック・ブーリエは Marca に説明した。 エリック・ブーリエは、少なくともフェルナンド・アロンソとの話し合いが進行中であることを隠していない。 「フェルナンドはベストドライバーの一人だ。ハミルトンやベッテルと並び、彼は言うなればドライバーの“重要リスト”に含まれている。我々はこの3人全員と話をした。ベッテルはすでにフェラーリにいるため、私はフェルナンドかルイスの獲得を希望している」 フェルナンド・アロンソとマクラーレンは、2007年に喧嘩別れのようなカタチで別々の道を進んだが、エリック・ブーリエは、そのようなことは二度と起こらないと考えている。「大きな違いは、ロンが違う役職にいることだ。彼はマクラーレン・グループに集中しており、F1チームの日々の業務にはかかわっていない」興味深いことに、エリック・ブーリエは、スペインのスポンサーがフェルナンド・アロンソと共にウォーキングにくる可能性をほのめかしている。スペイン企業であるサンタンデール(Santander)やモビスター(Movistar)について質問されたエリック・ブーリエは「サンタンデール、マドリレーナ・・・真剣な交渉はない。だが、彼らが来たいというなら歓迎だ!」 フェルナンド・アロンソは、12日(水)に2007年以来はじめてウォーキングを訪れると噂されている。AS はフェルナンド・アロンソが“F1史上最大の契約”に合意したと報じている。同紙が言っているのは金額面であり、契約期間ではない。今のところ、入り組んだ話し合いの話題に上っているのは2年契約だと言われている。 Auto Motor und Sport は、交渉上の争点の一つは、マンスール・オジェやバーレーンの資本と並ぶ共同株主としてのロン・デニスの立場の不安定さであり「彼のパートナーたちは新しいボスを探している」と報じた。「噂によれば、クリスチャン・ホーナー、ゲルハルト・ベルガー、ロス・ブラウンの名前が上がっている」 さらに同紙は、この不確実性が理由でフェルナンド・アロンソは、マクラーレンではなく、その新しいワークスエンジンサプライヤーであるホンダと契約を交わすことを望んでいると続ける。 だが、エリック・ブーリエは、交渉を進めているのはマクラーレンだと主張した。 「FIAエントリーリストに記載されている正式なコンペティターはマクラーレンだ。したがって、ドライバーと契約するのはマクラーレンであり、他の誰でもない」とエリック・ブーリエは Sky に述べた。
全文を読む