チャンピオンシップをリードしているフェルナンド・アロンソだが、フェラーリは2012年のタイトルを争っているチームのなかで最も遅いと考えている。マレーシアGP、ヨーロッパGP、ドイツGPで優勝したフェルナンド・アロンソは、現在40ポイント差をつけてチャンピオンシップ首位に立っている。だが、フェルナンド・アロンソは、フェラーリのペースについて悲観的なままだ。
タイトルの本命だと感じているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「夏の間に何も変わっていないと思う」とコメント。「4〜5週間立ち止まって、ポイントを見て、数日間F1について話し、順位表を見れば、僕たちにとって大きなアドバンテージがあるように見えるかもしれない。でも、悪いレースを2〜3すれば、全てが変わってしまう」「それにパフォーマンス面では、上位勢のなかで僕たちが最も遅いのは明らかだ」「ポイント面のアドバンテージはあるけど、パフォーマンス面は不利なので、僕たちが有利だとは思わない」雨の影響があったイギリスとドイツでは力強いペースを見せたフェラーリだが、ドライだったハンガリーではペース不足が露呈された。「前回のレースでのポールポジションとの差はコンマ8秒あった。ちょっと大きすぎるようね」「僕たちは、そのような状況を改善させる必要がある。こことモンツァでそれがどれくらいか様子をみてみるつもりだ。その2つは、マシンの特性に関して一風変わったサーキットだからね。他のサーキットと比較して低いダウンロードを必要とするサーキットだし、今後2つのグランプリでは何が起こるかわからない。たくさんのポイントを獲得できればいいね」「次の基準はシンガポールだ。その時点でポールポジションとのギャップを縮めていなければならない」