アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、F1チームをアルファロメオにブランド変更することについて他の誰よりも先にチーム創設者のペーター・ザウバーに相談したと明かす。2019年シーズンに先立ち、ザウバーのF1エントリーは、2018年にスタートとしたアルファロメオのパートナーシップを拡大し、アルファロメオ・レーシングへと改名された。
アルファロメオ・レーシングは、2019年F1マシンにザウバーが長年つけてきた『C』の名称を保持したが、ザウバーの名前自体は1993年にデビューして以来、初めてF1グリッドから姿を消すことになった。アルファロメオ・レーシングとしての最初のシーズンを終え、フレデリック・バスールは、長年人気だったザウバーの名前を落とすことへの反響について心配はしていなかったと語る。「まったく心配はしていなかった。アルファロメオと話し合ったときに最初にペーターに連絡していたからね」とフレデリック・バスールは語る。「ペーターの反応は私にとって重要だった。彼は『もしチームにとって良い前進だと考えるなら、そうすればいい。私はそれについてあならを支持する』と言ってくれた。それは会社にとって重要な一歩だった」「アルファロメオとの長期的な契約だ。長期的または中期的な見方を持っている場合ににしか構築することができないことだ。3か月のプロジェクトで何かを構築することはできない」アルファロメオとのパートナーシップが長期的なプロジェクトであるとのフレデリック・バスールの誓約は、シーズン終了に浮上したパートナーシップが終了するかもしれないという噂に対抗したものだ。キミ・ライコネンは、今年の前半戦のスターの一人だったが、夏休み後にアルファロメオは一貫性を失い、4戦をノーポイントで終え、コンストラクターズ選手権8位でシーズンを終了した。しかし、フレデリック・バスールは、財政難によってチームを再構築していた2018年よりも多くのポイントを獲得できたことで、進歩の兆候はポジティブだと語る。「昨年は完全に何もないところからのスタートだったし、シーズン中は非常に形勢をうかがっていた」とフレデリック・バスールは語る。「我々が獲得できる可能性のあるほぼすべてのポイントを獲得したと思う」「今シーズンは少し異なり、それほど日和見的ではなかった。我々はいくつかチャンスを逃した。だが、最終的に昨年より多くのポイントでシーズンを終了したし、それは良い一歩だ」「トップチームに対してペース面で0.7%のステップを果たした。それは非常に大きい。これに完全に満足することはできないし、もっと多くのことをする必要がある。だが、楽観的になることができると思う」
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