アルファロメオ・レーシングは、F1シンガポールGPの決勝レースで、アントニオ・ジョビナッツィが10位、キミ・ライコネンはリタイアでレースを終えた。フレデリック・バスール(チーム代表) 「ジェットコースターのようなレースで1ポイントを獲得できたのはポジティブだが、今夜の展開を考えると少し悔やまれる。アントニオは素晴らしいなレースを走り、ほぼミスを犯すことなく、セーフティカーがあと数周早くに導入されていれば、彼にとって信じられないほど素晴らしい結果となっていたかもしれない」
「アントニオは、ダメージを受けたマシンにもかかわらず、ポイントを確保することができたが、“タラレバ”の感覚が残っている。キミも非常に堅実なレースを戦い、スタート位置からいくつもポジションを上げ、ポイント獲得間近だった。残念ながら、劣化したタイヤと格闘している時にクビアトとのアクシデントに巻き込まれてレースを終えることになった。結局のところ、1ポイントは1ポイントだが、来週のソチではもっと多くを目指していく」 アントニオ・ジョビナッツィ(10位)「激しいバトルのレースだった。自分とチームのために1ポイントを持ち帰ることができたのは嬉しいけど、もっと上位でフィニッシュできたはずとも感じている。理想よりもミディアムでの第1スティントを伸ばしてしまったけど、後から振り返るのは簡単だ。もっと早くピットインしていたら、7番手にいたノリスの前にいたかもしれない。タイヤの寿命の終盤は苦労したし、ダニエル(リカルド)との接触も助けにはならなかったた。フロントサスペンションにダメージを負ったまま残りのレースを走らなければならなかった。ステアリングが片側に引っ張られてしまい本当に大変だったけど、なんとしてもポイントが獲りたかったし、最後までこのポジションのために戦った。レースをリードしてフェラーリやメルセデスとトップ争いをするのは素晴らしい気持ちだった。家族の誰かがあのときの順位表のスクリーンショットを取っていてくれていることを願っているよ!」キミ・ライコネン(リタイア)「期待していたレースの結末とはほど遠いけど、仕方がない。僕のタイヤは劣化していたけど、最初のリスタートの後ではポジションを守れることができた。2回目のリスタートではタイヤが冷え切ってしまいポジションを3つ失った。それからは苦戦した。ダニール・クビアトとの事故で僕のレースは終わってしまったけど、どのみちたいした結果にはならなかった。ストレートで見たときには彼はかなり後ろにいたし、ターンインしようとしたときに彼が視界の片隅に入ったけど、反応するには手遅れだった」
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