アレキサンダー・ロッシは、F1カナダGPで今季初めてケータハムの金曜フリー走行を担当する。現在、ケータハム・レーシングでGP2に参戦するアレキサンダー・ロッシは、F1カナダGPのフリー走行1回目の後、ル・マンのプラクティスに参加するためにヨーロッパに戻るという強行スケジュールとなる。「モナコ後、カナダGPのFP1セッションに準備するために1月以来初めてアメリカの家に帰った。モントリオールの後はすぐにル・マンの仕事がスタートする」とアレキサンダー・ロッシはコメント。
「振り返れば、GP2でのモナコは、ケータハム・レーシングにとって素晴らしい週末ではなかったけど、シルバーストンでは立て直したい。状況を改善するために必要なエリアはわかっている」「F1アクションに戻ることは、僕たちが10年間取り組んできたプランにおいてもうひとるの重要なステップだし、僕は得ることができる全てのチャンスをとても真剣に捉えている。今回は、CT03、そしてF1の2013年ピレリタイヤでの初めての走行になるし、2013年のF1デビューが、F1についてかなり熱心で、僕たちのスポーツが何かを本当にわかっている北アメリカというのは嬉しい」「フォーミュラBMWでモントリオールでレースをして、優勝しているので、かなり楽しみなサーキットだ。チームと一緒にレース週末にアクティブな役割を果たすことは特別な気分になるだろう」「FP1セッションはいつもあっという間に終わってしまうように思えるけど、トラック上でのチームの作業において重要な役割を果たせるのは嬉しいことだ。去年の11月に若手ドライバーテストでアブダビで2012年カーのCT02に乗ったのが最後なので、そこからクルマがどれくらい進歩しているかを確認するのを楽しみにしている」「今年、僕はF1チームのために空力テスト、シミュレーション作業をしているし、チームのフィルミングデーで走っている。なので、今週末はチームの進歩に役立つための比較として、シミュレーターと空力テストでクルマを学んだことを使うには良いセッションになるだろう。セッションのための走行プランに取り組んで、残りの週末にむけてレースドライバーのためにチームがクルマをセットアップするのを手助けすることが重要だ」「金曜日の午後、FP2後すぐにモントリオールを離れて、初めてのル・マンのセッションのためにヨーロッパに戻る。僕の履歴書のリストで、もうひとつボックスがチェックされる。耐久レースですでに成功を収めているチームと素晴らしいレースのひとつに参加し、すでに良く知っているたくさんのケータハムのスタッフを助けられるのは素晴らしいことだ。F1と同じように、ルマン・チームとの最初の数日間の目標は、出来る限りクルマを学び、パフォーマンスを作り上げて、価値あるものを加えることが目標だ。参戦できることは大きな名誉だし、すっと忘れることはないだろう。でも、僕の一番のプライオリティはF1だ」