アレクサンダー・アルボンは、2020年のレッドブル・ホンダのシートのことを考えて気を散らすようなことをするつもりはないと語る。今年トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、成績不振のピエール・ガスリーに代わってF1ベルギーGPからレッドブル・ホンダに昇格。ここまでの3戦をすべて6位以上でフィニッシュする成績を残している。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年のマックス・フェルスタッペンのチームメイト候補は、アレクサンダー・アルボンとピエール・ガスリーの二人であることを明らかにしており、F1メキシコGP後にラインナップについて最終決定を下す予定だと述べているしかし、アレクサンダー・アルボンは余計なプレッシャーを感じていないと主張する。ここまでのレッドブル・ホンダでの自身のパフォーマンスについて質問されたアレクサンダー・アルボンは「すべてがいい感じだ。なによりも多くのサポートを受けている」とコメント。「彼らは僕に新しい環境に慣れて、チームから学ばせてくれている。彼らは僕にとてもオープンだし、いろいろと質問などをしてくれている」「多くのプレッシャーがあると思っている人がたくさんいることは知っているけど、今のところはそうではない。とにかく多くのことを学ぶだけだし、来年やその種の話にはあまり焦点を当てていない」「現時点ではこれに集中し、結果を最大化しようとしている。そうしていれば最終的に結果はついてくる」「結局のところ、今のところ僕にとってレッドブル残留はターゲットはない。とにかくレースをするだけだ。 メキシコまでレースはかなりあるので、そういった意味で自分をプッシュしてはいない」「レッドブルは彼らが何を見ればいいかを知っているし、僕たちが多くのペナルティを科せられても、それを無視することはないだろう。僕としてはとにかく自分の仕事をするだけだ」「彼らはそれが良い仕事かどうかを知っているだろうし、彼らはそれがどのように行われたかを見るのに十分なデータを持っている。まったくフラストレーションは感じていない」アレクサンダー・アルボンは、スパでのデビュー戦で最後尾グリッドから5位まで挽回し、イタリアとシンガポールは6位でフィニッシュしている。まだ平等な状況でマックス・フェルスタッペンを倒してはいないが、それができるポテンシャルを垣間見せている。マックス・フェルスタッペンに対する自分のパフォーマンスについてアレクサンダー・アルボンは「スパとモンツァ、特にモンツァはシンガポールよりも近かったけど、トラックも要因かもしれない。悪くなかった」とコメント。「改善したいと思っているし、そこに向かっているのは確かだ。まだ進行中の作業だけど、今後はもう少し馴染みのあるトラックに戻るし、継続していくつもりだ」「週末に良くなっていると感じる部分は常にある。レースでさえね。レース週末が終わるといつもそうだし、その状況でもっと良くできたことを知っている。知るのは良いことだし、どうなるか見てみるつもりだ」マックス・フェルスッタッペンについてアレクサンダー・アルボンは「特定のことを言うつもりはない」とコメント。「明らかに彼はクルマを知っているし、クルマに自信を持っていて、速い。彼は常にここやあそこで僕よりも速いというわけではなく、通常、すべての部分で少しずつ速い」