角田裕毅(レッドブル)は、F1イタリアGP初日のフリー走行で9番手タイムを記録し、安定した滑り出しを見せた。FP1は1分21秒292で14番手に終わったが、午後のFP2では1分20秒269をマークし、トップ10入りを果たしている。セッション全体を振り返った角田裕毅は、滑らかではない部分があったとしながらも手応えを強調した。
「全体的に今日は少し浮き沈みがありましたが、全体を通してかなりポジティブで、ペースも本当に良かったです」と角田裕毅はコメント。「多少のフレックスがあって、その理由を突き止める必要がありましたし、想像以上に多くのグラベルを拾ってしまいました。理由ははっきりしませんでしたが、トラフィックに出たり入ったりする中でも最終的にかなりいいラップをまとめられました」また、ショートランとロングランの両立が課題であると付け加えた。「ソフトタイヤに切り替える流れでの連続性がなく、ロングランではペースがあると思っていましたが、実際には足りなかったです。ショートランとロングランのバランスを取っていかなければなりません」角田裕毅は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差をわずか数コンマに収めており、週末に向けて期待を抱かせる初日の内容となった。