角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2023年F1モナコGPの予選で9番グリッドを獲得した。初日のフリープラクティスではFP1で13番手、FP2で16番手と苦戦を強いられていた角田裕毅だったが、土曜日になるとパフォーマンスを大きく改善させた。FP3では赤旗もあり15番手だったが、予選ではQ1を2番手で通過。Q2でも9番手タイムをマークして今季2度目となるQ3進出を果たした。
「昨日はとても苦戦しましたが、一晩かけてチームが大きく改善してくれて本当に感謝しています。今日はFP3ですぐに改善が感じられ、予選ではさらなるパフォーマンスを発揮することができました」と角田裕毅はコメント。「メカニックとエンジニアたちのすばらしい仕事のおかげです。特にQ1の最終ラップからは大きな手応えを感じて、予選を通して楽しんで走ることができました。モナコで初めてQ3に進出することができ、特別な予選になりました」「パフォーマンスには自信があり、レースはポイント圏内のポジションからスタートできるので、あとは全力でポイント獲得に向けて戦うだけです」