アレックス・ブルツが、2013年仕様TS030 HYBRIDでの初の公式テストを前に、そして4月14日に迫ったWEC開幕戦シルバーストンへ向けて、今の心境を語った。トヨタ・レーシングでの初めてのシーズンの感想は?私にとってトヨタ・レーシングでの初めてのシーズンは感動的だった。そして、我々のWECデビューイヤーは予想以上の出来だったと言える。
しかし、それはあくまで最初のステップに過ぎず、我々は耐久レースの世界で明確なトップに立つべく、全ての面で改良を続けて行かなくてはならない。昨シーズンの結果は非常に勇気づけられるものであり、それは全てが順調にいけば、間違いなくル・マン24時間レースとWECで勝てるポテンシャルを持っていることを示した。しかし、過度の自信を持っているわけではない。まだ我々は大きな挑戦に直面しており、目標を達成するために、最高レベルのパフォーマンスが必要だ。 改良型TS030 HYBRIDに期待するものは?アウディとのバトルはタフなものになると思うが、トヨタ・レーシングも高い競争力を持つはずだ。我々には大きな目標達成のチャンスがあり、それは高いモチベーションに繋がっている。ファンにとってもエキサイティングなシーズンになるだろう。2つのマニュファクチャラーが、このように高いレベルかつ僅差で戦うことは素晴らしいことであり、ひいてはそれがWECそのものを見応えのあるレースとして確立させるための手助けになると信じている。関連:トヨタ、2013年型TS030 HYBRIDを発表
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