ウィリアムズ・レーシングが、2023年のバーレーン・プレシーズンテストにむけてコメントを発表した。今年、アレクサンダー・アルボンのチームメイトとしてローガン・サージェントが新加入。木曜日は2人が走行時間を分担し、金曜日はサージェント、土曜日はアルボンが走行を担当する。
ウィリアムズ・レーシングの車両性能責任者を務めるデイブ・ロブソンは「新シーズンは、バーレーンでの3日間のテストから始まる。マシンのほとんどは2022年型から進化したものだが、レギュレーションやピレリタイヤのアップデート、そしてドライバーの交代もある。そのため、このプレシーズンテストは非常に大きな意味を持っている」とコメント。 「FW45はシルバーストーンでの撮影を終えて、バーレーンに到着した。開幕戦に向けてマシンとドライバーの準備を進めるため、この序盤の走行をベースに、今後数日間でかなりの距離を走破することが期待される」「チームにとって2年目のシーズンを迎えるアレックスと、F2での目覚ましい活躍、アブダビでのFW44での力強い走り、そして冬のトレーニングやシミュレーターでの充実した作業を経てチームに加入したローガンが、走行時間を均等に分担する。ドライバーは木曜日にドライビングを分担し、金曜日はローガン、土曜日はアレックスがドライブする」 「我々は、次のバーレーンGPに向けて、マシン、チーム、ドライバーをレースに対応できる状態にすることに主眼を置いている。また、FW45のパフォーマンスに関する基礎的なデータを収集し、進行中の開発プログラムに役立てていく」「今週の天候は、2月のバーレーンに典型的なもので、快適で乾燥したコンディションだが、変わりやすく突風が吹く可能性がある」「グローブのチームは何カ月にもわたって精力的に活動してきた。FW45をトラックに出し、2023年シーズンに向けて旅を続けることを楽しみにしている」アレックス・アルボンは「プレシーズンテストを前にしてバーレーンに来れたことは素晴らしいことだし、今はジェームス(・バウレス)を正式に迎えられたことも知っている」とコメント。「先週はシルバーストーンでロールアウトを行った。 シルバーストーンのコンディションはまったく違うが、それでも周回を重ねることは重要だ。バーレーンでのテストでは、それぞれ1.5日間ずつ異なるコンディションに適応して、マシンに慣れ親しむ必要がある。最終的にはあまり多くないので、できるだけ早くマシンを適切な場所に置くために積極的に行動する必要がある。昨年は良い仕事をしたと思う。今シーズンはもっといいベースができるといいけど、現段階ではコメントするのは難しい」ローガン・サージェントは「バーレーンでのテストが超楽しみだ。シルバーストーンでのロールアウトで、すでにクルマのフィーリングは良かった」とコメント。「マシンの能力をより深く知ることができるし、僕自身もマシンをより快適に使えるようになるので楽しみだ」「バーレーンは僕がよく知っているサーキットだから、テストに臨む自信がある。シーズン開幕戦に向けていい位置につけることを願っている。冬の間のみんなの努力と苦労が報われるように頑張るつもりだ」