ウィリアムズのアダム・パーCEOは、2012年も現在ドライバーラインナップを継続する可能性が高いことをほのめかしている。フランク・ウィリアムズは、シルバーストンでルーベンス・バリチェロを“素晴らしい”ドライバーだと絶賛。ルーキーのパストール・マルドナドもパフォーマンスを改善させており、またパストール・マルドナドのスポンサーであるPDVSAは、ウィリアムズとスポンサー契約を結んでいる。
ウィリアムズはドライバーを継続するかと質問されたアダム・パーは「そうだね。それが最も可能性の高い結果だと思う」と述べた。過去に大きな成功を収めたウィリアムズだが、ここ数年はチャレンジに直面している。だが、先週ウィリアムズは2012年からのルノーエンジン搭載を発表。今シーズン末でサム・マイケルがチームを離れ、新たにチーフ・エンジニアとして元マクラーレンのマイク・コフランが加入するなど大きな動きをみせている。「(去年)マーケティング・スタッフに『ちょっとバックオフしろ。我々は現在とは非常に異なる将来のビジョンをまとめる必要があるので、当面はゆっくりま回しておいてくれ』と話した」とアダム・パーはコメント。「いくつか素晴らしい話が続いているし、来年にむけていくつか衝撃的な新しいパートナーシップをもたらせると非常に楽観視している」