2018/2019シーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)が開幕戦 スパ・フランコルシャン6時間レースの予選が行われ、トヨタ・TS050 HYBRIDの7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)がポールポジションを獲得した。予選は2度の赤旗が出る波乱の展開。SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AERの17号車がコース上にストップ。その後、ドラゴンスピード/BRエンジニアリングBR1・ギブソンのピエトロ・フィッティパルディがオー・ルージュで大クラッシュ。2度目の赤旗中断となった。
ポールポジションを獲得したのはトヨタ・TS050 HYBRIDの7号車。マイク・コンウエイが1分54秒679、小林可夢偉が1分54秒488を記録し、平均タイム1分54秒583で最速タイムをマークした。2番手はトヨタ・TS050 HYBRIDの8号車。フェルナンド・アロンソが最初にアタックして1分55秒143を記録。続いて中嶋一貴が1分54秒781を記録し、0.379秒差となる平均タイム1分54秒962をマークした。プライベーターのトップとなる3番手は1.842秒差でレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソンの1号車。4番手にもシスターカーの3号車が続いた。LMP2クラスはシグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車、GTE Proクラスはフォード・チップ・ガナッシ・チームUK/フォードGTの67号車、GTE Amクラスはデンプシー-プロトン・レーシング/ポルシェ911 RSRの777号車がポールポジションを獲得した。WEC 第1戦 スパ6時間 予選 結果(LMP1クラス)順位No.ドライバー名チーム/車種ベストタイム17小林可夢偉マイク・コンウェイホセ・マリア・ロペスTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID1分54秒58228中嶋一貴セバスチャン・ブエミフェルナンド・アロンソTOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID1分54秒96231ニール・ジャニアンドレ・ロッテラーブルーノ・セナレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン1分56秒42543マティアス・ベシェトーマス・ローレングスタボ・メネゼスレベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン1分56秒992511ヴィタリー・ペトロフミカエル・アレシンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER1分58秒24764オリバー・ウェッブドミニク・クライハマートム・ディルマンバイコレス・レーシング・チーム/エンソ・CLM P1/01・ニスモ1分58秒697710ヘンリク・ヘドマンベン・ハンリーピエトロ・フィッティパルディドラゴンスピード/BRエンジニアリングBR1・ギブソン1分59秒158 17ステファン・サラザンイゴール・オルトツェフマテヴォス・イサアキャンSMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AER 関連:【WEC】 ポール獲得のトヨタ7号車が車両規定違反で予選タイム抹消