レベリオン・レーシングは、FIA 世界耐久選手権(WEC)の2018/18シーズンにオレカのシャシーを採用してLMP1クラスに参戦することが発表された。昨年、LMP2クラスにカテゴリーを移したレベリオン・レーシングは、オレカのマシンでクラスタイトルを獲得。そのため、昨年末にレベリオンがLMP1への復活を発表した際には引き続きオレカとの提携を継続すると考えられていた。
オレカは5日(月)、来月のジュネーブモーターショーでレベリオン・レーシングのLMP1カー『レベリオン R13』を披露することを明らかにした。レベリオン R13には、ギブソン製のLMP2パワートレインのアップグレード版が搭載されるとみられている。「この新しいLMP1プロトタイプを設計することは素晴らしいチャレンジだ」とオレカの最高経営責任者を務めるユーグ・ド・ショーナックはコメント。「設計部門がオレカ07の開発を開始した際、我々はオレカ05と比較して1ストップ高い次のレベルに進めたいと思った」「昨年、成功を収められたことは本当にモチベーションになったし、この競争の激しいメインカテゴリーに取り組めると確信させた」「自然吸気エンジンを搭載するこのLMP1は、ハイブリッドカーに対して厳しい課題に直面するだろう。だが、レベリオン R13は非常に確固たるチャレンジャーになるだろう」オレカとレベリオンの提携は2014年にスタート。R-Oneを製造している。2018/19シーズン、レベリオン・レーシングは、ブルーノ・セナ、マティアス・ベシェ、アンドレ・ロッテラー、ニール・ジャニ、グスタボ・メネゼス、トーマス・ローランというライナップでWECに挑む。
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