元F1ドライバーのマーク・ウェバーは、F1のベストドライバー、そして、ワーストドライバーについて話した。マーク・ウェバーがF1ベストドライバーに挙げたのは、レッドブル時代のチームメイトであるセバスチャン・ベッテル。レッドブルで5年間ベッテルと組んでいたマーク・ウェバーは、後に4度のワールドチャンピオンとなったベッテルに毎シーズン敗れていた。
マーク・ウェバーは、セバスチャン・ベッテルと現チャンピオンのルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソが現在のF1ドライバーのベスト3だと考えているが、中でもベッテルは最高のオールラウンダーだという。「F1の話をするなら、優秀な子はみんな前へ行くし、できるヤツは自然にベストのマシンに乗るものだ」とマーク・ウェバーは Wheels にコメント。「ルイスは信じられないくらい速いし、あらゆるコンディションで生来の才能を持っている。それにどんなサーキットでもまったく頓着せず、軽い雨や霧雨だって平気だ。物凄く速く、驚異的なドライバーを形作るのはそういった要素だ」 「セブのようなタイプについて言えば、彼はすごい腕前だし、チーム全体をまとめあげて、彼の周囲にすべてを集めて自分の弱点を埋めていく。彼が並外れているのはその部分だ」「フェルナンドに関しては、彼が息切れしているとまでは言わないけど、現時点でモチベーションを保つのは難しいと思う」「この3人は本当にものすごく高いレベルにいる。その中から1人を選ばなければならないとすれば、セバスチャンだ。全体をまとめあげ、チーム全体を活性化させることに長けているし、近いうちにフェラーリでもそれをやってのけるだろう」 「彼はとんでもなく一貫しているし、残念ながら、僕はその多くの割を食う側にいた。でも、彼はとても器用だ。ルイスはマインドマネジメントでもう一歩だけど、セバスチャンはまさにドイツ的なやり方でそれを実行している」 一方、F1で最悪のドライバーは誰か尋ねられたマーク・ウェバーは「おそらくマルドナドだね。彼には必要な能力がないし、とにかくあそこにいるべきではない。彼は基本的に数合わせだ」と答えた。
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