マーク・ウェバーは、今シーズン限りでF1を引退することを決断。2014年からポルシェのスポーツカープログラムに加わることを発表した。マーク・ウェバーは、ポルシェのためにレースをすることは“光栄”だと述べた。「ポルシェのル・マンおよびWECのトップカテゴリーへの復帰に関われること、そしてチームの一員となることができ光栄です」とマーク・ウェバーはコメント。
「ポルシェは、マニュファクチュアラーとしてレースの歴史を刻み、傑出したテクノロジーと最高のパフォーマンスの代名詞です」「私のF1のキャリア後に待ち受ける、新たなチャレンジを非常に楽しみにしています。ポルシェは自らにきわめて高い目標を設定したことに疑いの余地はありません。世界最速のスポーツカーの一台をドライブするのを今から待ち切れません」マーク・ウェバーは、ニール・ジャニ、ティモ・ベルンハルト、ロマン・デュマとともに2014年にポルシェのLMP1カーでル・マン24時間レースを含めた耐久レースに参戦する。ポルシェの研究開発担当役員ヴォルフガング・ハッツは「私達のLMP1プロジェクトに、現在最高かつ最大の成功を収めているF1ドライバーのひとりであるマーク・ウェバーを迎えることができ、大変嬉しく思っています」とはコメント。「マークは、世界最高のレーシングドライバーのひとりであることは明白で、彼はル・マン24時間レースの経験がある上、長年のポルシェ エンスージャストでもあるのです」ポルシェLMP1プロジェクトのディレクターを務めるフリッツ・エンツィンガーは「共にF1に関わっていたときからマークの資質を評価しています」とコメント。「彼は、私達のチームにとって考え得る最高のドライバーのひとりです。2014年シーズンから、このように経験豊かで速いレギュラードライバーと一緒に戦うことができ、非常に喜んでいます」マーク・ウェバーの後任候補には、キミ・ライコネン、そしてトロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リカルドが挙げられている。
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