ジェローム・ダンブロシオは、必要な予算を集めることができれば、2011年のヴァージンのシートを提供されると報じられている。ティモイ・グロックは2011年もヴァージンに残留する意思を示しているが、ルーカス・ディ・グラッシはまだシートを確保していないとされている。ベルギーの La Derniere Heure Les Sports は、ヴァージンが500万ユーロでレースシートを打診しており、ジェローム・ダンブロシオのマネジメントであるグラビティ・スポーツがそのオファーを受け入れると報道。
現在GP2に参戦するジェローム・ダンブロシオは、ルノーのリザーブドライバーを務めているが、ティモ・グロックとルーカス・ディ・グラッシのどちらかがレースに出場できない場合は、ヴァージンでレースに出場するともいわれている。ルノーとグラビティの代表を務めるエリック・ブーリエは、ヴァージンからのジェローム・ダンブロシオへのオファーを認めている。「ヴァージンのボスであるジョン・ブースは、現実的なヴィジョンを持っている」とエリック・ブーリエはコメント。「ジェロームは、F1の準備ができていることをこれまで以上に示している。スペでの彼は素晴らしかった」「将来、我々とヴァージンが働くという商業的な契約を含め、我々は彼らのオファーを真剣に受け止めている。予算は明かせないが、無理な額ではない」ジェローム・ダンブロシオは「これは一生に一度のチャンスだ」と述べている。この報道は、ロータスと同様、ヴァージンも2011年からルノーのエンジンを搭載するかもしれないという噂を加速させている。