4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、レースへの情熱と環境へのコミットメントを結びつけ、今週末F1日本GPが開催される鈴鹿サーキットでの重要なエコロジー・プロジェクトを発表した。セバスチャン・ベッテルは現在、鈴鹿サーキットのターン2周辺に11個のミツバチの巣箱を設置し、環境保護に取り組んでいる。地元の日本人大工と協力したベッテルのプロジェクトは、日本の生態系に良い影響を与えるようデザインされている。
このニュースは当初、BILDのジャーナリストであるシルヤ・ルレによって発表された。「セバスチャン・ベッテルは日本に11のミツバチの巣箱を作る。それらはすべて鈴鹿のターン2の後ろに設置される。ベッテルは(日本の大工の助けを借りて)自分で蜂の巣を作る」ベッテルが環境保護に取り組むのはこれが初めてではない。昨シーズン、彼はミツバチを保護することの重要性を率直に訴え、このメッセージを広めるためにカスタムデザインのヘルメットを採用したほどだ。昨年年7月、セバスチャン・ベッテルは、オーストリアの地元の学校の子供たちと協力して、ミツバチの新しい生息地を作ったことが報告された。3人の父親であるベッテルは、グリーンプロジェクト、持続可能性、環境への情熱について話し、ミツバチの新しい生息地を作るのに役立つFruturaのBioBienenApfel社会プロジェクトで活躍している。そのプロジェクトの1つのステップは、蜂のホテルの建設。ベッテルは生徒と一緒に、サーキットの近くにF1カーの形をした蜂のホテルを建設した。また、先日のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、持続可能な燃料でF1マシンを走らせる『Race Without Trace』プロジェクトを推進している。エコロジーへの取り組みにとどまらず、ベッテルがF1に復帰する可能性もささやかれ続けている。ベッテルが鈴鹿の蜂の巣プロジェクトにコミットしていることは、チャンピオンが鈴鹿サーキットを再訪する理由となる可能性があり、ベッテルがもう一度グリッドに立つ姿を見たいというファンの期待をさらに膨らませている。