アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、F1サウジアラビアGPの決勝をリタイアで終えた。予選を17番手で終えていたセバスチャン・ベッテルだが、一時は8番手まで順位を上げていた。しかし、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)に追突させる形でマシンを破損。さらにキミ・ライコネン(アルファロメオ)にもヒットされて最終的にリタイアでレースを終えることになった。
「大きなフロア破損でレースを終えるのはタフだったし、ポイント争いをするチャンスを失ったのは残念だ」とセバスチャン・ベッテル。「レース序盤は、物事が有利に運んでいた。17番スタートだったけど、リスタート後はポイント圏内に入っていた。フェラーリ勢の前を走っていたけど、今日はペースが強くなかったので、プレッシャーを受けていた」「最初のシケインで角田に追突され、最後尾まで落ちた。その後、キミとのインシデントがあり、ダメージがあって僕のレースは台無しになった。僕にはトラックでのポジションがあったし、あのコーナーは2台が並ぶ余裕はないので、キミが減速する必要があったと思う」