アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、セバスチャン・ベッテルはフェラーリ後のF1キャリアでレース優勝とタイトル獲得を目指すことができると考えている。先週末にピエール・ガスリーがF1初勝利を挙げてチームに2勝目をもたらす12年前、フランツ・トストはトロロッソ時代の2008年のF1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルとチームの初勝利を導いた。
今シーズン限りでフェラーリF1を離脱することが決定しているセバスチャン・ベッテルは、9月10日(木)、セルジオ・ペレスに代わって現在のレーシング・ポイント=2021年からアストンマーティンF1と複数年契約を結んだことが発表された。だが、セバスチャン・ベッテルがキャリアを継続することを歓迎することとともに、アストンマーティンのような小規模チームでF1キャリアを継続するを疑問視する人もいる。すでにフェラーリでの過去シーズンでセバスチャン・ベッテルは評判を落としているとの声もある。「いいや、彼はそんなことはない」とフランツ・トストは Sport1 に語った。「セバスチャンは運転方法を忘れてはいない。彼は4度のF1ワールドチャンピオンであり、まだ最後のフェラーリのウィナーだ。どうしてフェラーリが問題を抱えているのかは誰の目にも明らかだし、それは彼のせいではない。明らかにクルマのせいだ」「内部関係者はそのことを分かっている。だから、私は彼の評判など心配していない。セバスチャンは適切なクルマさえあればまだレースで勝利することもタイトルを獲得することも可能だ。それについては疑いの余地はない」セバスチャン・ベッテルは、小規模チームで走るよりもF1から引退することを選ぶべきだと思うかと質問されたフランツ・トストは「それは彼が決めることだ」と答えた。「彼にアドバイスするとすれば、フルスロットルで走り続けて、状況を最大限に活用することだ」
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