フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、メルセデスはF1プレシーズンテストでのペースで“ブラフ”をかましていたし、開幕戦を迎えて真のペースを見せたと考えている。先月のF1バルセロナテストでは、フェラーリ SF90が優位性を示しており、ルイス・ハミルトンはテストの時点ではフェラーリの方が“0.5秒以上速い”と発言していた。
フェラーリは優勝候補としてメルボルンに乗り込んだがッ蓋を開けてみるとF1オーストラリアGPの金曜フリー走行でタイムシートのトップに立ったのはメルセデスだった。セバスチャン・ベッテルは、メルセデスは冬季テストで“ブラフ”をかましていたと嘆いた。「ちょっと驚きだった。彼らは本当に速そうに見える」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「今日は僕たちや他が少し苦労していただけなのかはわからないけど、実際問題として、彼らは独自のリーグにいたと思う」「他のみんなが奮闘していてかもしれないし、そうであれば僕たちはそれを好転させることができる。でも、彼らがとても強いのは確かだし、週末前に主張したより非常に強く見える。フェラーリにとってはF1オーストラリアGP初日はクリーンなセッションではなかった。セバスチャン・ベッテルはトップから0.873差の5番手、チームメイトのシャルル・ルクレールはFP2の終盤にスピンを喫するなどもあり、9番手でセッションを終えている。フェラーリがFP2でペースに欠けていたのは明らかであり、セバスチャン・ベッテルもSF90に完全に自信を持てなかったと語る。「理由はわからないけど、僕たちはそれらを探している。それを見つけたら、僕たちのガレージに知らせにきてよ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「テストではクルマと一体になれていると感じていたけど、同じことができていない。自分の思い通りに走れていないし、それが理由で自信が不足している」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「酷いとは思わないし、本当に本当に良いものがあったと思うので、それを土台にしていきたい。FP1でより良いパフォーマンスを発揮していたシャルル・ルクレールだが、FP2ではタイヤに苦戦していた。「最後は全開ではなかった。それは確かだ」とシャルル・ルクレールはコメント。「我々が正確にどの位置にいるかかがわかるのは予選になってからだ。パニックに陥っているか? いいや、まだパニックには陥っていない」関連:・F1オーストラリアGP FP2 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
全文を読む