4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルの弟ファビアンが、プロモーターレースの世界で第一歩を踏み出した。ファビアン・ベッテル(18歳)は5月6~7日にホッケンハイムで行われたアウディスポーツTTカップに参戦。レース1で13位、レース2では8位入賞を果たした。
ファビアン・ベッテルは、自分のデビューに対する関心の高さに驚いたと語る。「予想していた部分はあったけど、これほどまでとは思っていなかった。でも、対処はできるよ」とファビアン・ベッテルはコメント。ファビアン・ベッテルは、11歳年上の兄であるセバスチャン・ベッテルからのサポートはあるが、自分のやり方でモーターレースへの道を進んでいきたいと述べた。「もちろん、彼(セバスチャン)とは連絡をとっている。彼よりもモータースポーツの経験がある人は見つからないからね」とファビアン・ベッテルはコメント。「でも、自分で自身の道を歩んでいくと決めている。シーズン終了までにお金が必要なので、人々と話をしなければならない」「家族の支えはあるけど、他のドライバーと同じように父と一緒にそれをやっているよ」