セバスチャン・ベッテルは、F1中国GPでトップ5でフィニッシュできれば上出来だと認める。5年前に上海インターナショナルサーキットでレッドブルにチーム初優勝をもたらしたセバスチャン・ベッテルは、現状ポイントリーダーのニコ・ロズベルグに36ポイント差の6位に甘んじている。セバスチャン・ベッテルは、メルセデスとの差を縮めるのはタフなことだと認める。
「現時点では大きなギャップがある」とセバスチャン・ベッテルはコメント「バーレーンでは、メルセデスを除いて、みんながかなり良くないように見えた。でも、ここ中国では、ちょっとの差しかないだろう。歴史的にこのトラックは彼らに有利なトラックのひとつだし、トラック特性を考えれば、彼らは強いと予想できる。それに彼らは非常に好調なので強いだろうし、今回のレースでは彼らは優勝候補だ」セバスチャン・ベッテルは、レッドブルはRB10を前進させているが、ライバルと比較してどの位置にいるかは不確かなままだと語る。「僕たちとしては、テストでクルマとパワーユニットをいくらか改善させられたと思う。全体的に僕たちは前進を果たしたと思っているけど、どれくらい大きなステップを果たせたかはもうすぐわかることだ」「僕たちがギャップを縮められることができれば、大きなサプライズだろう。僕たちは現実的でなければならないし、以前のレースでは1周につきほぼ1秒を失っていたことに目を向けなければならない。このギャップを縮めることが全く不可能なことではないことを願っているけど、現実的にそれは非常に難しい。トップ5にいることがでいれば、僕たちにとっては上出来だろう」