セバスチャン・ベッテルは、5年間レッドブルでチームメイトとして戦ったマーク・ウェバーを“心から尊敬している”と述べた。セバスチャン・ベッテルがタイトル4連覇を達成する間、ずっとチームメイトを務めてきたマーク・ウェバーは、今シーズン限りでF1を引退する。2人は幾度となくコース上で衝突し、遺恨を残してきた。
だが、セバスチャン・ベッテルは、過去5シーズンにわたって一緒に仕事をしてきたマーク・ウェバーに敬意を払い、お別れを言うと述べた。 「率直に言って、僕たちは常に尊敬し合っていたと思う。特にコース上ではね」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「お互いに競い合っているような場面でも敬意を欠いたことはない。それぞれがもう1台のクルマに乗っているドライバーのこと、その能力を尊敬し合ってていたと思う」「この5年間をチームメイトとして過ごし、僕らはお互いのことをとてもよく知るようになった。弱さだけでなく、彼の強さを知っている」「でも、ちょっとだけ僕の方が得意なコーナーならわかる。それは彼も同じだけどね」 またセバスチャン・ベッテルは、周囲から見る以上に、実際のコース上での戦いは接戦だったと述べた。「いつも本当に接戦だった。おそらく人々の記憶にある以上にね。僕はそれが嬉しかったし、だからこそ心から尊敬している」「もちろん、正直に言えば、振り返って個人的に彼との関係が最高だったとは言わない」「でも、僕たちはチームにも大きな成功をもたらした。連続でコンストラクターズタイトルを獲得したんだからね。2人でそのポイントをチームのために獲得した」
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