マックス・フェルスタッペンは、2026年F1ハンガリーGPで予想外の2位表彰台を獲得したものの、「どうして2位でフィニッシュできたのか理解できない」と語り、苦しい週末だったことを明かした。レッドブル・レーシングはハンガロリンクで終始マシンバランスに苦しみ、フェルスタッペンは予選からギアボックスや車体バランスへの不満を繰り返し訴えていた。決勝でもダンパーの異常を無線で報告するなど、厳しい状況が続いたが、スタートで順位を上げると、ルイス・ハミルトンをターン1で鮮やかにオーバーテイク。
その後はオスカー・ピアストリのリタイアにも助けられ、2位でチェッカーを受けた。「どうして2位なのか分からない」フェルスタッペンはレースを振り返り、マシンの状態は予選からまったく改善していなかったと説明した。「昨日と同じ問題に苦しんでいた。マシンは極端なオーバーステアで、一時はタイヤデグラデーションもかなり厳しかった」「でもスタートで前に出られたことが、最初のスティントを成立させる大きな要因だった。その後はアンダーカットを許したけど、ルイスを抜き返せたことで2スティント目は少し楽になった」レッドブルは終盤、フェルスタッペンにソフトタイヤを履かせる戦略を選択。当初は懐疑的だったという。「チームは最後にソフトタイヤを選んだ。最初は『これで最後まで走るのは長いな』と思ったけど、結果的にはうまくいった」それでも、この結果には本人も驚きを隠せなかった。「正直なところ、どうして僕たちが2位なのか今でもあまり理解できていない。でもチーム全体として非常にいい仕事をしたと思う」「期待していた以上の結果だったし、チームとしてオーバーパフォーマンスだったと思う。それはもちろん良いことだ。クルマを降りてから見たら、理由は分からないけどダメージもあった。本当に簡単なレースではなかった」「今年で最も厳しいレースのひとつだった」フェルスタッペンは、決勝でもマシンフィーリングはまったく改善していなかったと強調した。「いや、まったく同じだった」「予選後は何も変更できないから、厳しいレースになることは分かっていたし、実際その通りだった」「正直に言えば、今年一番厳しいレースのひとつだった。マシンのフィーリングもそうだし、コーナーごとにバランスをマネジメントしなければならなかった」「そんな状況で表彰台に立てたのは、僕たちにとって信じられないような結果だった」また、予選後には表彰台どころか2位争いに加われるとは考えていなかったという。「もちろん今日表彰台に立てるとは思っていなかった。でも、そのために全力で戦った」「スタートでターン1とターン2をうまく抜けられたこと、そして最初のピットストップ後にターン1のブレーキングでルイスを抜き返せたことが大きかった」「その後はタイヤを何とか最後まで持たせながら、生き残ることだけを考えていた。戦略でも正しい判断ができたし、こういう状況で2位になれたことには本当に満足している」Verstappen... from downtown! Max passes Lewis at Turn 1 #F1 #HungarianGP pic.twitter.com/CO10DyFUVv— Formula 1 (@F1) July 26, 2026 ハミルトン攻略の勝負どころレースの流れを大きく変えたハミルトンへのオーバーテイクについて、フェルスタッペンは「あれが唯一のチャンスだった」と振り返った。「チャンスはあそこしかないと思っていた。だから隙が見えた瞬間に飛び込んだ。僕たちはブレーキングには自信があるし、それが助けになった。すべてコントロールできていた」別の場面でも同様に、その判断が勝負を決めたと説明している。「彼ら(フェラーリ)のペースも悪くなかった。だからチャンスが来た瞬間に仕掛けた。いいオーバーテイクだったと思う」
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