マックス・フェルスタッペンの2027年以降の去就を巡る憶測が再び加熱している。ベルギーGPが開催されているスパ・フランコルシャンで、父ヨス・フェルスタッペン氏とマネージャーのレイモンド・フェルミューレン氏が、それぞれ別々にマクラーレンのホスピタリティを訪れていたことが確認された。一方で関係者は、今回の訪問はフェルスタッペン・ドットコム・レーシングと15歳のマクラーレン育成ドライバー、ドリース・ファン・ラングンドンクとの新たな提携に関するものであり、F1移籍交渉ではないと説明している。
それでも、フェルスタッペンがレッドブル以外の選択肢を探っているとの見方は強まっている。マクラーレン訪問で移籍憶測が再燃今回の目撃情報は、ヨス・フェルスタッペン氏とレイモンド・フェルミューレン氏が数日前に、引退したレッドブルの元アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士とアムステルダムで会談していたとの報道に続くものだ。フェルスタッペン陣営に近い関係者は、マクラーレン訪問について「フェルスタッペン・ドットコム・レーシングとドリース・ファン・ラングンドンクとの協業に関する話し合いだった」と説明している。それでも、2027年以降のドライバー市場を左右する最大の存在であるフェルスタッペンの動向には、依然として大きな注目が集まっている。フェラーリ移籍論も浮上 「話し合う価値はある」元F1王者ニキ・ラウダの息子であるマティアス・ラウダは、フェラーリも獲得に動くべきだと主張した。「マックスは賢い。彼は『来年、一番いいマシンはどこにあるのか』を考えている」「レッドブル以外なら、メルセデスとフェラーリしかない」「これまでメディアでフェラーリの名前がほとんど出てこなかったのは驚きだ。私がフェラーリなら、少なくともフェルスタッペンとは話をする」さらにラウダは、ヘルムート・マルコが「フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは同じフェラーリでは共存できない」と語ったことについても言及した。「来年、ルイスが何をしているかなんて誰にも分からない」「もっとも、結局はレッドブルがマックスにとって最良の選択肢なのかもしれない。どうやらレッドブルのエンジンもそれほど悪くないし、F1では状況はあっという間に変わるものだからね」フェルスタッペンはマシン性能に手応えコース上では、フェルスタッペンは金曜日のフリー走行中にギアボックスのシフトについて無線で不満を訴えていたものの、走行後には前向きな評価を示した。「マシンはかなりいい領域に入っている」「FP2では実力差がはっきり見えたけれど、それは予想どおりで心配するようなものではない。バランスもかなり良かった」レッドブルは、信頼性問題が発生した革新的な『マカレナ』リアウイングの使用を見送り、従来仕様へ戻している。しかし、テクニカルディレクターのピエール・ワシェは、改良版を早ければ次戦ハンガリーGPで再投入する考えを明かした。「ブダペストまでには準備を整えなければならない」「私たちは何を変更し、どのように修正するのかをすでにFIAへ説明している。今は慎重に進めているところだ」「リスクは一切取りたくない。100%確実な状態で投入したい」問題がウイングの作動機構にあったのかと問われると、ワシェは笑みを浮かべながら次のように答えた。「それも関係している」「ただ、詳しいことを話す必要はない。それはこのウイングの競争上の優位性に関わる部分だからだ。このウイングはトップスピードを向上させる効果がある」一方、フェラーリ代表フレデリック・バスールは、フェラーリの類似コンセプトについては同様の問題は起きていないと説明した。「我々のシステムは同じ動作ではない。問題は一切発生していない」「序盤は少し遅かったため、最初の2~3戦では使用しなかった。しかし第4戦以降はレースで投入している」今回のマクラーレン訪問が単なるジュニア育成プログラムに関するものだったとしても、フェルスタッペン陣営の一挙手一投足が移籍市場に大きな波紋を広げていることは間違いない。ハンガリーGP以降も、その去就を巡る議論はF1パドック最大の話題であり続けそうだ。【関連】・レッドブルF1代表「有力ドライバーからも連絡が来る」 フェルスタッペン去就に言及
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